漫画「スピナマラダ!」感想(完結作品を語る! #368)
「スピナマラダ!」(野田サトル)
連載期間 2011年~2012年(週刊ヤングジャンプ)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「スピナマラダ!」は、
全6巻。LINEマンガとヤンジャン!というアプリで全話読みました!
ヒット作「ゴールデンカムイ」を描いた野田先生の別作品が気になったので読んだわけです。
舞台はゴールデンカムイと同じく北海道。
元フィギュアスケーターのシラカワロウがホッケー練習をするゲンマ兄弟と知り合ったりして、アイスホッケー選手に転向し奮起する話。
主にアイスホッケー強豪校での高校生活が描かれます。
そこにはスポ根らしさであり、アイスホッケーの荒々しさがあります。
ゴールデンカムイは私的に明るい変態達の饗宴なんですが、多少その要素あります。
あと、小ネタなどギャグのテイストも当たり前かもですが通じるものがあります。
ところで、
一度大きな敗北が描かれ、それが成長に繋がり最終的に勝利するというのは、こういったマンガの王道展開ですが打ち切りなのがもったいないです。詳しくは終わり方部分で…。
とりあえず最後まで読んで、
ゴールデンカムイほど楽しめるポイントは多くはないんですが、ゴールデンカムイが好きなら充分ハマれると思いました!
ということで、
ゴールデンカムイがなまら好きな人、スポーツマンガが好きな人
明るい変態達の独特の世界を感じたい人にもオススメです!
・終わり方について
打ち切りの影響で終盤一気に半年間の時間が飛ぶものの、ゲンマ兄の転校を描いてしまっているので作品全体のバランスが微妙になってます。
じっくり描けば、一つの王道パターンで感動できたんでしょうけどねぇ。
結果だけ言うと、
ロウの高校はアイスホッケーの高校一を決める大会の決勝でゲンマ兄がいる高校に勝利し、ロウの妹はスケートへの気持ちのもやもやが解消されます。
そして翌年、
新入生とともに狂った犬のように走れと先生に檄を飛ばされているコウ達が1ページコマ割りなしで描かれているところで終わります。
完全版?は、今作のリブート作品である「ドッグスレッド」に期待しましょう。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「スピナマラダ!」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’