漫画「海月姫」感想(完結作品を語る! #271)
「海月姫」(東村アキコ)
連載期間 2008年~2017年(Kiss)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「海月姫」は、
「おしゃれ」に縁のなかった少女と女装男子が繰り広げるドタバタを描いたシュールラブコメディ。
ウィキペディア参照という感じなんですが、完成度が高く面白いです!
個人的に、
東村アキコ先生は「マンガを使った表現がとっても上手」と思っていて、その才能がいかんなく発揮されています。
全17巻ですが、長くは感じずちょうどいいサイズ感。マガポケというアプリで全話読みました。
まず、
圧倒的にキャラが立ってます。
色んなタイプのオタク女子中心にマンガ的でありつつも、リアリティも失われていないんです。
まぁ花森さんというぶっ飛んだキャラもいるんですが、一人くらいなら良いスパイスって感じです。
そして、
ファッション・ブランドの仕組みみたいなものも学べます。
そこまでファッションに興味があるわけではないんですが、誰の日常にも関係することですし学びの面白さがあります。
あと、
自分がクラゲ好きというのもあって、クラゲドレスなどクラゲデザインのファッションはドキドキしました!
ふわふわ可愛いのも、ちょっと毒々しいのも、メタモルフォーゼするのもどれも大好きです。
終わり方は、
問題がスッキリ解決されたり・恋愛がハッピーエンドになったり…はしてないんですが、登場人物はみな成長し人間関係もよくなり、血の繋がりを超えたファミリー感がとても心地よかったです。
〇〇でのファッションショーというのもテンションあがりましたし。
オタク女子だけなく誰もが一度の人生を自分らしく好きに生きていいんだと思わせてくれました。
ということで、
女装男子の活躍が気になる人、オタク女子の奮闘に勇気をもらいたい人、
クラゲ好きな人には確実にオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「海月姫」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’