漫画「ナニワトモアレ」「なにわ友あれ」感想(完結作品を語る! #27)
「ナニワトモアレ」「なにわ友あれ」南勝久
連載期間 2000年~2007年、2007年~2014年(ヤングマガジン)
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昼でも夜でも、おはようございます!
カメレオンシンガーソングライターのhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々です。
現在も100近い連載中作品を追いかけています。
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「ナニワトモアレ」と「なにわ友あれ」は、
前回感想を書いた「ザ・ファブル」が面白すぎて読み始めました!
つまり、南勝久先生の作品です。
マガポケで全話読みました!
「ナニワトモアレ」の続編が「なにわ友あれ」なんですが、2作品並行して(笑)。
先に書いておきます!けっこう面白いです!
例えば!
青春っぽさとか、成長過程とか、楽しめる要素はあるんです!
が!
そもそも、このマンガのメインであり、南勝久先生も参加していたという
「環状族」の存在に感情移入しにくかったです。
とは言っても、法を犯して他人に迷惑をかけているからダメというわけではないんです。
ヤンキー漫画や暴走族はむしろ好みです。
だから何でしょうねぇ…。
私的に、高校生ならまだ許容出来るけど、
社会人や成人している連中だと同じようには見れないのと、
このマンガにおいて環状族達が、
純粋に走りを追求しているわけでもなく
むしろ、あえてケンカや抗争をしたり、ナンパやレイプをしたりしている割に、
俺は環状に命賭けてる、みたいな雰囲気を出す(口にも出していたような)のが、
んー、って感じなんですよね。
無軌道な若者なんてそんなもんじゃね?
と言われればそうですが、マンガとしては個人的に微妙でしたね~。
あとは!
主人公が、魅力がないわけじゃあないんだけど、何か突出したものがないというか…。
そして周りの登場人物も、リアリティはそれなりにあるんだけど、逆にとっつきにくいというか…。
もしかしたら実在の人物を基にしているのかもしれませんが…。
さらに、
題名にもなってますが、「なにわ感」も強くて、そこも理解しづらさの一つだったかも?
ということで、
この作品を読むことで結果的に
「ザ・ファブル」の面白さとヒットした理由がわかるかもしれません。
言うまでもなく、南勝久先生の持ってる味は出てますので、
「ザ・ファブル」好きな方は、それなりに楽しめると思います!
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ここまで読んでくれてありがとうございました。
「ナニワトモアレ」「なにわ友あれ」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
hiro’
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