漫画「キャプテン翼 GOLDEN-23」感想(完結作品を語る! #418)
「キャプテン翼 GOLDEN-23」(高橋陽一)
連載期間 2005年~2008年(週刊ヤングジャンプ)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「キャプテン翼 GOLDEN-23」は、サッカー漫画の金字塔「キャプテン翼」の4作目!
全12巻。LINEマンガで途中まで無料で読めます。後半数巻はネカフェで読みました。
実在のプロが登場する遊び心は今作も健在で、中田英寿や中村俊輔やキーパー川口などが冒頭に登場します!
ちなみに、
2006年ワールドカップのドイツ大会の親善試合から始まるんですが、今作も次作も描かれるのはU22、つまり22歳以下が主に出場するオリンピックでのサッカーです!
さて、
サッカー=人生のような主人公の大空翼は今作の登場時は21歳で、作中の時間は前作終わりから大して経っていない感じです。
まぁ前作の「ROAD TO 2002」を思い返すと2006年なのにアレ?ですが、そこはスルーして読みましょう。
さっき言ったところもですし、
長期連載ゆえの様々なほつれが見えてきて、私的にはそれも受け止めて楽しめますがそうでない人もいるかもです。
今作はまず、
オリンピックに向け集められた黄金世代の面々と新キャラのフットサルコンビで日本代表合宿をし、メンバー入りを目指します。
そして、
海外組抜きでの強化試合からの、アジア予選など外国チームとの戦いです。
キーパーの若嶋津がフィールドプレーヤーになったのは驚きましたが、面白いと感じました!
翼や日向などの超強キャラ以外の黄金世代の活躍が見れるのはキャプ翼好きとしては嬉しいです!
一方、
翼はバルセロナでリーグ優勝を目指し戦いの日々!
家庭でも妻の早苗、あねごが妊娠し幸せ街道まっしぐらです!
ということで、
キャプテン翼好きだけど今作はまだ読んでいない人に、オリンピックがめっちゃ好きな人に、
キャプ翼の超強キャラ以外を推してる人にもオススメです!
・終わり方について(ネタバレなど気にする人は読後に確認してください)
最終戦では3点差以上取らなくてはならないという状況でオーストラリアに苦戦しつつ、黄金世代の新技やオリンピックで金メダルを獲ることが夢の岬の大活躍などで本戦出場が決まります!
ただ、
メイン以外の黄金世代の活躍はいいんですが、どうにも引き伸ばし感があります。
「このペースでは描きたいことが描けない」とネーム連載にした現在の状況を知ってるだけに余計に思うのかもですが…。
そして、本編終了後は番外編。
ギリシャとの壮行試合が広島で行われます。
高橋先生の平和への想いは素直に素晴らしいと思います。試合が引き分けというのもいいですね!
他に、
岬が南葛で全国優勝後に引っ越した小学校時代の話、フランスに行くまでの様子が描かれます。
岬の優しさに、じんわりしました…。
この後、マンガ連載最終シリーズのライジングサンに続くと言いたいところですが、スピンオフ的な海外激闘編の2作もライジングサン最終巻の年表にメインシリーズとして書かれていたので、そちらから語れたら語ります!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「キャプテン翼 GOLDEN-23」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’