漫画「東京喰種:re」感想(完結作品を語る! #213)
「東京喰種:re」(石田スイ)
連載期間 2014年~2018年(週刊ヤングジャンプ)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「東京喰種:re」は、「東京喰種」(無印)の続編です。
「東京喰種」では読書好きな陰キャ大学生の金木くんがグールの力を手にして、人間の世界と人食いの化け物グールの世界との間で葛藤しながら行動し成長していきます。
今作はその金木くんがグールの力を利用した人間チームのリーダーとなっています。
共生への一歩とも言えるし、無印とは違った面白さがあります。
全体としては、
暴走していく愛情が溢れかえっています!
当時、単行本が発売する度に速攻で読んでいましたが
改めて読んでみても物語はドライブしていき狂気的ですらあります。絵にしても内容にしても。
作者のアドレナリンが出まくって脳みそが過負荷状態でグチャグチャしている感じが、そのまま伝わってくるというか…。
絵も、無印初期と比べると別人のようです。
あと:reは、
癖が強いキャラが多い印象です。
展開の仕方は好みによるでしょうが、
魅力的なキャラが出たと思ったらすぐ死んでいくのは個人的には寂しかったです。
展開が読めないのが魅力なんです。
とはいえ、終わり方はわけのわからないところに帰着せず、最終的にハッピーエンド?です。
白や黒で片付けられないことをグールらしい色にして昇華出来てると数年ぶりに二度めを読んで思いました。
そして、コーヒーが飲みたくなりました!(笑)
※追記
最終巻では度々"愛が生きているものを狂わせ、愛が救う"ということを感じました。
そして、最終話の2話前の「ありがとう」は私の人生観とも通じ、重く響きました!
ということで、
「東京喰種」だけ読んで今作を読んでない人、進撃の巨人の中編以降の展開が好きな人、
人類の未来を様々な角度から考えたい人にもオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「東京喰種:re」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’