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漫画「化物語」感想(完結作品を語る! #239)
「化物語」(原作:西尾維新 / 作画:大暮維人)
連載期間 2018年~2023年(週刊少年マガジン)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「化物語」は、
化け物はやってこない、はじめからそこにいる。いつも。どこにでも。
こんな言葉が象徴しています。
主人公の男子高校生の阿良々木暦と、その周りにある怪異の話。
まだ単行本では完結していませんが、多分、全22巻。
マガポケというアプリとネカフェで読みました。
さて、
登場するのはオタク感とエロさを一切隠すことのないキャラと、妖怪的な存在。
これを作画の大暮先生が圧倒的な画力で描いていて、この時点でもう尊いわけです!
改めて言いますが、主人公の思考やセリフが本当にザ・オタクですし、
現実ではありえないと思いますがお人好しで変態な主人公はモテまくります。
この2点が問題なければ最高の作品であり、マンガです!
※2023年に久々に「東京大学物語」を読んだので追記
主人公の雰囲気は「東京大学物語」の主人公・村上に似てます。
共通点は自意識過剰な変態というか…。
変態の方向性・描き方は多少違いますけどね!(笑)
好きなキャラについて。
裏回し役的なオッチャン、忍野メメが好きでした!
ヒロインとしては、戦場ヶ原ひたぎでなく圧倒的に羽川翼が好きです。
ちなみに、この二人だけでなく魅力的な女性キャラが多数出てきます。
アニメ版も原作もチェックしてないんですが、物語シリーズを読まないとよくわからないところはあるようです。
逆に言うと、
原作読者からしたらサービス満載の構成になっているようにコメント的に感じました。
個人的には、
このキャラってどういうこと?がわからなくても表面的には綺麗にまとまってるので問題はないかと。
終わり方は、かなり丁寧です。
最後の数話は後日談、オチとしてサブキャラクターの掘り下げをします。
改めて魅力的なキャラだと再確認出来ますし、各エピソードも思い出したりしますね。
最後の最後は、
主人公が主人公らしくあって、成長はしたものの行動には一貫性があることが感じられ、カット割も素晴らしく、この物語全てに感動しました。
ということで、
原作小説・アニメ版だけ見てマンガ版はまだ読んでいない人、妖怪とか化け物とかそういったものが出てくる話が好きな人、
女の子が好きという変態的なオタクには圧倒的にオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「化物語」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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