漫画「夜王」感想(完結作品を語る! #294)
「夜王」(原作:倉科遼 / 作画:井上紀良)
連載期間 2003年~2010年(週刊ヤングジャンプ)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「夜王」は、
新宿歌舞伎町のホストクラブがテーマのマンガで、全29巻。
北海道から上京してきた主人公の的場遼介というまっすぐな男の人間味が魅力的です!
男女の話中心ではありますが、ホスト仲間や夜の街の住人達との友情も熱くて見どころの一つだと思います。
夜の世界の話ではありますし悲惨な描写もありますが、遼介がカラッとしていてひたむきなので、ホストに興味がない人でも楽しめます。
いやしかし、
途中ホストと関係ないじゃんみたいな展開もありましたが、この題材で飽きさせず29巻続けたのは凄いです!
中だるみ感もあまりないですよ。
絵的には、
人物は綺麗ですし、高いお酒のボトル描写やシャンパンタワーなど見ていてテンション上がりました。お酒って見た目でも酔わせにかかってくるんですよねぇ。
そして、
物語後半は大阪でのホストクラブ三店舗による三つ巴の売上バトルになるんですが、新しいキャラも登場させつつ今までのキャラも存分に登場させてかなり盛り上がります。
個人的には、
四天王が助けに来たとこは驚きもありつつ、ちょっといいなと思いましたね。
あと、
終盤にとあるキャラが店長になるところも。かっこよかったです。
終わり方は、
遼介が変に落ち着いてないところがよかったです!
特定の女性やお店にも寄りかかることなくチャレンジ精神をみなぎらせていて、見ていて気持ちがいいですね。
三人の新たなバトルの決着や遼介が夜王になれたのかはわからないまま、あらゆる可能性が開かれた状態で幕を閉じます。
ということで、
ホストクラブが気になるマンガ好き、夜の街が好きな人に、
人間力の勉強をしたい人にもオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「夜王」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’