漫画「境界のRINNE」感想(完結作品を語る! #363)
「境界のRINNE」(高橋留美子)
連載期間 2009年~2018年(週刊少年サンデー)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「境界のRINNE」は、
「うる星やつら」「らんま1/2」「犬夜叉」などでお馴染みの高橋留美子先生の作品。
全40巻。サンデーうぇぶりというアプリで全話無料で読みました!
彷徨う霊魂の現世での未練を晴らしてあげるという仕事をしている貧乏高校生の六道りんねが主人公。
ヒロイン真宮桜とのベタっとしてないカラッとした、ゆるーいラブコメでもあります。
全体としては、
1話1話の密度があまりなく、ただ軽い分サクサク読めます!
それに、
説明ナレーションも随所に入り、わかりやすさポイントも高いです!
あと、
過激な性や暴力描写がないので子供にも薦めやすいです!
そして、
「うる星やつら」の方が実験精神に溢れているものの、「うる星やつら」っぽさがあります。
しか~し!
「犬夜叉」は長いと思いつつもストーリー展開があったからいいんですけど、今作はそういうのがほぼないので全10巻くらいでいいと思いましたね~。
長期連載作は中盤以降でギアが上がるようなことがありますし、それは良作の条件の一つだと思うんですが、それがあまり感じられなかったんですよね。
「ドラえもん」のようにお決まり展開を楽しめればよかったんですが私には微妙でした。
あと
主人公が貧乏くじを引いてチャンチャンなんて終わり方は過去にはありまくりだったわけですが、2009年連載開始のマンガだと思うとモヤモヤします、個人的に。
主人公に思い入れがそこまであるわけではないんですが可哀想に思えちゃいました、笑いよりも。
ということで、
うる星やつらが好きな人、2000年代のるーみっくわーるどを感じたい人、
幽霊やお化けなどを怖がる自分を克服したい人にもオススメです!
・終わり方について
そこそこピンチからは脱した六道りんねと真宮桜、二人の仲は深まります。
簡単に言うとクールな感じだったヒロインが少しりんねに対し好意を表現するようになり、でも大筋は何も変わることなくデートの場面で完結です!
とりあえず二人が結ばれてよかったです。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「境界のRINNE」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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