漫画「QP」感想(完結作品を語る! #289)
「QP」(高橋ヒロシ)
連載期間 1998年~2000年(ヤングキング)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「QP」は、不良漫画です。
「クローズ」「WORST」でお馴染みの高橋ヒロシ先生の作品です。
LINEマンガで全8巻分を全話読みました。
小鳥という名前の、巨漢で怪力の少年?が主人公。
高橋ヒロシ先生らしく、顔に傷のあるスカーフェイス達が数多く登場します。
ケンカが日常的に行われていても比較的カラッとしてて、むしろケンカして仲良くなったりもするような「クローズ」などと違い、今作は行き着くとこまで簡単に行きます。
つまり、殺人です。
個人的には偽善っぽさを感じなくて好きです!
全体の流れとしては、
更生した悪ガキの石田小鳥と、より悪の道へと進む悪ガキの我妻涼の物語であり、涼の悪の魅力がたまらないです。
もちろん、それは小鳥の魅力によって際立っているわけです。
まぁ、好きじゃない人もそれなりにいると思いますし、暴力的な作品が苦手な人は避けてください。
あとですね。
過去作「クローズ」の桐島ヒロミなどが出てくる展開は熱いです。
そして、終わり方。
〇〇を受け〇〇を失うというドラマチックなもので、けっこう好きですね~。
今の言い方だとバッドエンドのようですが、そうではないですしね。
ということで、
不良漫画が好きな人、「クローズ」「WORST」は読んだけど「QP」はまだ…という人、
全8巻なのでちょっと数時間空いたというマンガ好きにもオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「QP」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’