漫画「闇金ウシジマくん」感想(完結作品を語る! #39)
「闇金ウシジマくん」真鍋昌平
連載期間 2004年~2019年(ビッグコミックスピリッツ)
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昼でも夜でも、おはようございます!
カメレオンシンガーソングライターのhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々です。
現在も100近い連載中作品を追いかけています。
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「闇金ウシジマくん」は、
言わずと知れた、闇金融の社長であるウシジマくんが主人公の人気漫画です。
こういうダークな作品が私は大好きです。
なぜなら社会の残酷さの中に真実があると思うからです。
その真実は美しかったり醜かったりしますが、どちらも魅力があります。
色んな債務者が出てきて、基本的には悲惨な結末が多いんですが、たまに債務者が一念発起して明るい結末になることもあって
そういった話には妙に感動したおぼえがあります。
私がかな~り好きでない情報商材ビジネスを取り上げた回では
俺の真似をしろ、というような半分ギャグ的で半分リアルな表現を登場人物にさせていたりして、とても痛快でした。
というように、印象的な話も多く面白いです。
しかしながら、
リアルを描く以上避けて通れなかったのかもしれませんが
後半、ウシジマくんが殺人を犯してからはちょっと行き詰まりを感じましたね。
そしてそのまま
滑川との決着、終わり方などはよかったと思うものの
物語は大きく広がっていくことはなく幕を閉じます。
読むか読まないかでいえば、読むしかないマンガだとは思いますが
真鍋昌平先生も気付いていたようにウシジマくんには欠点があったんだろうなぁと思います。
そして、その欠点をカバーした(?)
現在連載中の「九条の大罪」は輪をかけて面白いし、より面白くなっていきそうです。
そんな感じで、真鍋先生の作品はどれも要チェックです!
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ここまで読んでくれてありがとうございました。
「闇金ウシジマくん」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
hiro’
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