漫画「デザートイーグル」感想(完結作品を語る! #359)
「デザートイーグル」(和久井健)
連載期間 2015年~2016年(週刊少年マガジン)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「デザートイーグル」は、
東リベこと「東京卍リベンジャーズ」が代表作となった和久井先生の作品。
全5巻。以前も読んでいて久々に軽くネカフェで読みました。
東リベの前に描かれた作品ですが、ヤンキーや半グレにヤクザが出てきますし、キャラもそれなりに魅力的です。
主人公は、闇バイトをしている頭脳派不良アップルと情に厚い武闘派不良イチゴ、高校一年の男子二人。
和久井先生は「新宿スワン」という別の代表作もありますが、今作も舞台は新宿。
イチゴが憧れてた先輩は悪に染まり関東連合のような天一連合という組織で警察とも繋がり、日本の裏社会を牛耳ろうとしています。
アップルもそういった組織の活動のうねりの中で母親を廃人のようにされ復讐の機会を伺っています。
そして、主人公二人と天一連合、そして別の組織などが新宿でぶつかりあってどうなるか?という…。
まぁ、
東リべに通じるものがありまくります。
キャラ名の漢字も、オタクに中二病にヤンキーが好きそうな系統ですし。
ただ、
東リベのほうが、よりチームバトル感が強いのとキャラの魅力があるのと、何よりタイムリープという要素が足されていてヤンキー・アウトロー漫画がそこまで好きでもない層も取り込んだんですけどね。
あと、
題名は拳銃のことで(主人公の鉄拳のことでもあり)悪くはないんですが、ありきたりといえばありきたりで、これも東京卍リベンジャーズの方がインパクトがあるんですよねぇ。
一応言うと、面白くないかというとそんなことはまったくないです!
ということで、
東リべが好きすぎる人、アウトロー漫画が好きな人、
新宿スワンや東リベを描いている和久井先生の作風をサクッと理解したい人にもオススメです!
・終わり方について
憧れてた先輩とタイマン勝負で勝利し、その國宮天は自首。
そして、ヒロインと手を繋ぎ海を見るバックショットで爽やかに幕を閉じます。
終盤の展開は、漫画らしく強引に祭りっぽいとこに落としたなって感じですが、そういう部分含め読後感はイイです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「デザートイーグル」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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