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漫画「サトラレneo」感想(完結作品を語る! #240)
「サトラレneo」(佐藤マコト)
連載期間 2005年~2006年(イブニング)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「サトラレneo」は、「サトラレ」の続編で全2巻。
ヒット作でありながら未完のまま連載終了というのは中々珍しいのではないでしょうか?
画力が少し上がったように感じました。あと、近未来感が無印よりちょっと強くなっている気がします。
主人公は、「サトラレ」では子供だったアノ子。18歳になっています。
当然、他の無印の面々も成長したり出世したりしていて、そういうのを見れるのはいいですね~。
印象的な話としては、
服用前数時間の記憶を無くす薬を飲むことで自分の研究をサトラレないようにしているサディスト古賀仁、の話。
その傲慢さに怒りを感じることはなく、むしろ話の終わり方も含め哀しい気持ちになりました。
あと面白いなと思ったのは、
サトラレ同士が接近することで生まれる超シンクロ状態の表現。
無印で西山親子が行った「パーフェクトコミュニケーション」です。
個人的には、
非人間的!と恐怖するより、人間の可能性への期待に興奮を覚えましたね。
そして、
サトラレと直接関係ないとも言えるけどサトラレという話だからこそ、「思念と愛情は紙一重なんだ」という言葉が胸を打ちました!
そんなこんなあって終わり方は、…微妙です。
日本にいる13人のサトラレは一応描ききったものの物語的には全然完結ではないです。
佐藤先生のことを調べると、続きを描こうとはしてるけど動いてはいないようですね。
ということで、
「サトラレ」を読んで楽しめた人、未完結マンガが好きな人、
この作品が話題になれば続編が描かれる可能性が高まるので万人にオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「サトラレneo」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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