漫画「髑髏は闇夜に動き出す(サードシーズン＆フォースシーズン)」感想（完結作品を語る! #378）
｢髑髏は闇夜に動き出す(サードシーズン＆フォースシーズン)｣(TETSUO)
連載期間 2020年頃（ヤングキングBULL、Web BULL）
昼でも夜でも、おはようございます！音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶（ネットカフェ）で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「髑髏は闇夜に動き出す」サードシーズン＆フォースシーズンは、復讐＆オカルト漫画の第三弾と第四弾！
各全一巻。十数話で完結するのが読みやすくてイイ感じです。
LINEマンガで一部ポイントを使って読みました！
一作目とセカンドシーズンの時も言いましたが、
どんな話かというといわゆる弱者が行う復讐劇で、復讐される相手が同情の余地がない存在に描かれているのが見やすいです。
ちなみに、
復讐を美化したり正当化してないとこが個人的に好きです。題名も同様に好きです。
あと、
ショッキングな描写があるので苦手な人は絶対見ない方がいいです！
・サードシーズン
グレー？な主人公がブラックな人物に復讐していく話。
主人公はストーカーで、狙っていた女の子が殺され復讐を始めるんです。
犯人は男性アイドルグループ。
相変わらず刺激的な殺し方などをしてドキドキさせてくれます！
単語で書くと「局部ロープ」「人体皮剥き」など見るからに痛いし怖いです！
ところで、
毎度出てくる死神のような存在は、マンガ「亜人」の黒い幽霊っぽさもありますね。
・フォースシーズン
数十年前に息子がイジメで自殺している現在入院中のおばあちゃんが主人公。
イジメ殺された息子について、三十年経ってからの復讐です。
おじいちゃんがおばあちゃんの日記を見つけ、中身を読むと復讐について書いてあるわけです。
そして回想シーンへと。
今回、
黒い死神のような存在はあまり主張してきません。
中身としては、
会話録音の応酬など現代的でそこそこ刺激的でした！
あと、
主犯格に対しての痛めつけ方は今までの総集編とばかりに過激でした！
そして生徒だけでなく、
問題解決する気のない担任や校長にもキッチリ制裁を加えていて、スッキリです！
今更ですが「髑髏は～」シリーズは、
映画「ファイナル・デスティネーション」シリーズみたいな感じあります！
どういう意味か気になった人は「ファイナル・デスティネーション」シリーズもどうぞ！
一定の面白さ、あります！
ということで、
「髑髏は～」シリーズが好きな人、映画「ファイナル・デスティネーション」シリーズが好きな人、
様々な復讐・拷問の仕方を感じたい人にもオススメです！
・終わり方について（ネタバレなど気にする人は読後に確認してください）
[サードシーズン]
死神みたいな存在が犯人グループの一人の男の行動をコントロールし、別の一人五体満足だった男の元で騒動を起こし死亡します。
その騒ぎの最中に最後の一人も主人公が殺し、復讐者は生き残るものの警察に捕まり精神病院に…。
新しいパターンではあるんですが、ちょっと微妙な終わり方でした。
[フォースシーズン]
日記の回想から戻ってくると、病院には最後の復讐対象者がいることがわかり、おじいちゃんが殺そうとするがやめます。
おばあちゃんは「やれ」と言うものの、息子の為にやめるんだと説得され…たフリをして、最後の場面はこれから復讐だ、というところです！
新たなパターンはマンガ読みとしては嬉しいんですが、リアルを言えばもっと早く両親を息子を殺された呪縛から解き放ってあげたかったです。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「髑髏は闇夜に動き出す(サードシーズン＆フォースシーズン)」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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