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漫画「花の慶次 -雲のかなたに-」感想(完結作品を語る! #297)
「花の慶次 -雲のかなたに-」(原作:隆慶一郎 / 作画:原哲夫)
連載期間 1990年~1993年(週刊少年ジャンプ)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「花の慶次 -雲のかなたに-」は、
16世紀に太閤秀吉にも認められた、命をかけて自分が面白いと思った事をする傾奇(かぶき)者・前田慶次の物語です。
全18巻分をLINEマンガなどで読みました。
原先生の代表作「北斗の拳」と比べると「花の慶次」はタイトル通り慶次に華があり笑顔があり魅力的です。
わかりやすい北斗神拳のような必殺技がなくとも読者を楽しませられるんだなーと凄まじさを感じました。
「北斗の拳」もケンシロウの不屈の精神、怒りなどがカッコイイですし面白いんですけどね。
…話を戻して、
慶次の行動・言動には男女関わらず惚れます。私もメロメロになりました!(笑)
さて、
「北斗の拳」と似たところもあります。
それは中盤まで名作なものの、途中からはちょっと…というところです。
「花の慶次」では、オリジナル展開の琉球つまり沖縄編がかなり微妙です。
ポジティブに言うなら、敵キャラやバトルシーンなど「北斗の拳」みたいになります。
とはいえ、
沖縄から帰ってきて少ししたら物語内の時が流れ、関ヶ原の合戦など天下分け目の戦い辺りが描写されるんです。
キャラの立った有名な武将達も出てきますし、しっかり面白いです!
そして終わり方。
最後は友の命の為に家康の前で剃髪し、その後はかぶくことなく長生きしたという…潔いもの。
花が舞う艶やかな風が感じられる素晴らしい作品でした。
個人的には「北斗の拳」より好きな作品になりました!
ということで、
「北斗の拳」は読んだけど「花の慶次」はまだ読んでいない人、歴史もの漫画が好きな人、
傾くというのはどういうことか知りたい人にもオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「花の慶次 -雲のかなたに-」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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