漫画「ハスリンボーイ」感想(完結作品を語る! #364)
「ハスリンボーイ」(原作:草下シンヤ / 作画:本田優貴)
連載期間 2018年~2019年(ビッグコミックスピリッツ)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「ハスリンボーイ」は、
YouTubeチャンネル「裏社会ジャーニー」でお馴染みの草下先生が原作で、作画はマンガ「東京闇虫」の本田先生ということでチェックしてみました!
全4巻分をLINEマンガとネカフェで読みました。
舞台は池袋。ヤクザや半グレの中、奨学金返済の為に普通の大学生が闇バイト(非合法ツールを調達する道具屋)をして生き抜いていく様子が描かれます。
「殺し屋1」をちょっとソフトにした感じの話と言ってもいいかもです。
YouTuberが絡んできたりと現代的リアリティもあります。
全体通して、
裏社会用語や様子が安全に楽しめるのがいいです。
とはいえ、
主人公が悪い子じゃないけど魅力的でもないというのが残念なところです。
あと、
非合法と言ってもピンからキリまでありますが、中盤、殺人を目撃してからの展開は手に汗握りました!
非力な大学生ながら情報を武器に半グレやヤクザやチャイニーズマフィアと渡り合い、各勢力を仲間割れさせようとする一見日本人に見える外国人と対決するんです。
あるものを二つ使うところなど軽く痺れますよ。
ということで、
草下シンヤ先生や本田優貴先生の作品が好きな人、「殺し屋1」が好きな人、
ちょっと裏社会を覗き見したい人にも4巻と読みやすいのでオススメです!
・終わり方について
大学生の主人公は奨学金分のお金を稼ぎ、学校を卒業し入社式へ。
しかし、強盗に遭い家に置いてあったお金は盗られ、ヒロインとは普通の仲にはなったものの結ばれることはなく、半年後。
道具屋の経験はサラリーマンとして活きているという様子が描かれ、ラストは一皮剥けた主人公の顔と、空のカットで終わります。
全然悪くはないものの、心に深く突き刺さるとか、そういうことはない作品でした。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「ハスリンボーイ」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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