漫画「疾風伝説 特攻の拓」感想(完結作品を語る! #65)
「疾風伝説 特攻の拓」原作:佐木飛朗斗 / 作画:所十三
連載期間 1991年~1997年(週刊少年マガジン)
昼でも夜でも、おはようございます!
カメレオンシンガーソングライターのhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々です。
現在も100近い連載中作品を追いかけています。
連載は一度終了したものの終わっていなかった(?)物語が最近、完結したそうですね。
さて、
「疾風伝説 特攻の拓」は独特だけど癖になる絵です。
内容は、
バイクは好きだけど真面目な主人公・拓が超不良高校に転入することになり…、という話。
全体的に、
「本当に高校生かよっ」て感じのキャラ達が出てきて、リアリティはないんですけど中毒性があります!
詩のような言葉も印象的です。
『スピードの向こう側』は今でも脳裏に刻まれています。
個人的に好きなキャラは、
夜叉神の総会長の鰐淵春樹と、初代・極悪蝶の頭の来栖奈緒巳。
どちらも強くて、かつキャラが立ってます。「自分は自分」という存在です。
あと風神・雷神の二人も好きです。はぐれ者二人という感じで友情も感じますね。
そして、
バイクだけじゃなく音楽がけっこう専門的に描かれるのは佐木先生の作家性でしょうね。
そういうところも好きです。
良いところであり微妙なところは、拓ちゃんがそこまで強くならないところです。
バイクの運転能力は覚醒するような描写があるんですが、ケンカはさほどです。
そこにはリアリティがあり良いところなんですが、少年マンガですしドンドン強くなってほしかったですし、その方が人気も出たかもと思います。
最後に言いたいのは、
音楽好き・不良マンガ好き・バイク好きの方、全27巻とそれなりにボリュームありますが、
まずは一巻ぶっこんでみて!ということです。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「疾風伝説 特攻の拓」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
hiro’