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漫画「PEACE MAKER」感想(完結作品を語る! #57)

「PEACE MAKER」皆川亮二
連載期間 2007年~2016年(ウルトラジャンプ)


昼でも夜でも、おはようございます!
カメレオンシンガーソングライターのhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々です。
現在も100近い連載中作品を追いかけています。


「PEACE MAKER」は、
皆川亮二先生のマンガはどれも一定のクオリティを保っているので
安心して楽しむことが出来ます!
ということで私は皆川先生の作品はだいたい読んでいます。

今作も安定して面白いです。
ザックリ言うとガンマンの話です。
一対一のいわゆる決闘をよくします。
だから、けっこう簡単に人が死ぬのは避けられなくて
そこが切ないんですが、だからこそ緊迫感が常にある
とも言えます。

あと、第一章と第二章で主人公が変わるような状況になります。
(第一章が男性で、第二章が女性)
これはなぜそのような展開にしたのか作者に聞きたいところですが
試みとしてはいいと思います。
それは第二章の主人公もとても魅力的だからです。

ちなみに「ONE PIECE」で言うところの覇気みたいなものが出てきます。
威圧感とでも言いましょうか。

それによって、相手に本来の力を発揮させずに葬りさるわけです。
現実世界でも怖い人に睨まれたら動けなくなっちゃうかもですが、
それの究極バージョンですね。

見どころとしては、
銃のかっこよさ、銃以外でも戦闘の達人の技のかっこよさ、
あと毎度のことですが、味方も敵もキャラ立ちもバッチリですし、
主人公の兄弟・家族関係の複雑さから生まれる濃密なストーリーなどですね!
ストーリーはそこまで難解ではないものの、深みがあるところが読者を引き込みます!

そして、最後のたたみかけにやられました!
ビートの登場、バトルの決着のさせ方、エピローグの描き方、終わり方…。
陳腐な表現になりますが、どれもとても上手くて泣けましたね。

全17巻という長さも長すぎず短すぎずでちょうどよいのではないでしょうか。


ここまで読んでくれてありがとうございました。
「PEACE MAKER」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

hiro’


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