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漫画「ルパン三世Y」感想(完結作品を語る! #356)

「ルパン三世Y」(監修:モンキー・パンチ / 作画:山上正月)
連載期間 1998年~2003年(Weekly漫画アクション)


昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。


「ルパン三世Y」は、
「ルパン三世」を別の先生が描いている作品で、「Y」以外にも何種類もあり
ます。
全20巻分を、LINEマンガで全話、ポイントも使いつつ読みました。

「ルパン三世」とは言うまでもないですが、大怪盗ルパンの孫で怪盗グループのルパン達の活躍を描く作品です。

最近は、
一番最初のモンキー・パンチ先生の「ルパン三世」と、2010年代連載のルパンのアニメのコミカライズの「ルパン三世 ITALIANO」を読んでいたりして、色んなルパンマンガを味わっています。

それまでは、
子供の時に「カリオストロの城」であったりをアニメでだけ見ていて好きだった、そんな感じの作品がルパン三世です。

その上で本作「ルパン三世Y」について語ります!

その為にまず、1960年代に始まった本家の話。
初期からルパンのキャラや作品の方向性は固まっていたとはいえ、次元大介・石川五右ェ門・峰不二子に関しては連載経過とともに固まっていった
ように感じられます。
絵も、現代のマンガに慣れている自分としては見づらかったです。

はい。ただ、1990年代の作品である本作ではそんな心配はないです。
絵柄やキャラも安定していて、言ってみたら子供の時から知っているルパン達です。
まぁ、峰不二子だけ見た目が私のイメージとはちょっと違いますが、時代とともに変わっていくのが峰不二子というキャラなのかもしれません。

そんなこんなで、
ルパンの世界観に合う話が展開され、ルパン達がしそうな行動・言動をします。

めちゃくちゃ面白いということはなかったですが、安定しているのでアトラクション的に安心してスリルを楽しめる感じです!

ということで、
アニメだけで見ていてマンガでルパンを見たことがない人に、クライムサスペンスギャグ漫画が好きな人に、
ある意味で最高級の同人誌と聞いて気になる人にもオススメ
です!


・終わり方について
Dr.ルナリーという世界中の優秀な人物をコレクションして解剖しているマッド・サイエンティストとの対決です。
生きたままバラバラにされた自分の身体を、時間を超えて盗み、最終的に誰も死なない現在でいつもの面々と再会します。
そして、最終ページ。
また新たな盗みへと飛び立ち「ルパン三世参上!」という言葉とともに終わります。

そう言えば、ここまで語ってませんでしたが銭形も銭形らしく行動して物語を盛り上げてくれています。
最終ページでも飛び立つ4人の後ろで「待て~」と追いかけてきています。

終わりっぽくない終わりなのも、ルパン三世の世界観に合っていてよかったです!


ここまで読んでくれてありがとうございました。
「ルパン三世Y」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’


#マンガ感想文 #漫画 #マンガ #ルパン三世Y #ルパン三世 #モンキーパンチ #山上正月

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