漫画「修羅の門 第弐門」感想(完結作品を語る! #442)
「修羅の門 第弐門」(川原正敏)
連載期間 2010年~2015年(月刊少年マガジン)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「修羅の門 第弐門」は、1000年無敗の武術の継承者による格闘漫画!
全18巻。マガポケというアプリで全話無料で読めます!
無印の第一作についても語っているのでよかったらそちらもどうぞ~。
前作から劇中の時間として2年くらい、現実の時間としては10年以上の時が経っているので絵はちょっと変わっています。
良く言えば力まず描かれている感じ、悪く言えば要点は抑えられているものの過去作と違って心に訴えかけてこないんです。
ストーリーにしてもまとまってるんですけど、突き動かしてくるような何かが足りない感じです。
内容はというと、
マエダ・ケンシンとの戦いを終え日本に戻ってきたもののどこか自暴自棄にも見える感じになっている陸奥圓明流の使い手である主人公の陸奥九十九の戦いです。
今作では、
格闘技団体の絶対王者みたいな相手とか、中国三千年の歴史に生きる殺し屋みたいな相手と戦います。
途中、100年かけて磨き上げられた技を使うマエダ・ケンシンとの戦いが回想シーンとして描かれます。
マエダ・ケンシンに勝っていたことを思い出し、「陸奥の千年の歴史に敗北はない」と対戦中に口にします。
対戦相手の隠し持っていた武器で腕を刺されまくり、胸にも刺さった状態で押し込まれれば死亡という状況でギリギリ勝利します。
そして、
対戦後の休養の間、「修羅の刻」にも出てきていた父親と練習試合みたいなものをして過ごしていると海堂晃と片山右京がやってきます。
さぁ、最後の戦いの結末はどうなるのか?
ということで、
「修羅の門」を途中まで読んでいた人に、格闘漫画が好きな人に、
ちょいちょいペロっとするので舌フェチにもオススメです!(笑)
・終わり方について(ネタバレなど気にする人は読後に確認してください)
前作でやっていた戦いの勝者の海堂晃との戦いです。
修羅でも鬼でもなく、仏教で言うところの空の空手を使ってきます。
そして、陸奥と不破を継ぎ修羅王となった九十九。
限界を超えに超えてなんとか勝利するものの入院期間は海堂より長くなるほどの苦戦でした。
最後の場面は、入院中ながら歩けるようになり屋上にいる九十九と、ヒロインの舞子。
キザなセリフを言う九十九と、「ついていこうかな」という舞子。
「伝説はまだ終わらないから」と第三部が始まってもおかしくない終わり方ですが、九十九が九十九である限りもうお腹いっぱいです。
とはいえ、今後も「修羅の刻」はずっと続いてほしいですね!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「修羅の門 第弐門」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
※「無料で読めます」などは私が読んだ時点の話です。そして、「無料」といってもCMなどを見てポイントを貯めてそれを使う必要があったりもします。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’