漫画「Paradise Kiss」感想(完結作品を語る! #282)
「Paradise Kiss」(矢沢あい)
連載期間 1999年~2003年(Zipper)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「パラダイス・キス」は、
アニメ化・映画化もされた矢沢先生の人気作の一つですね。
けっこう前に読んでいて今回久々に全5巻分をLINEマンガとネカフェで読み直しました。
まず、
矢沢先生の作品はキャラ絵が強いです!
ジョジョでお馴染みの荒木飛呂彦先生と近いものがあるかもです。
美しくて格好よくて唯一無二で芸術的!
そして、
ここがけっこうポイントなんですけど、女性が描く絵ってちょっと受け付けづらい中、それがないんですよね~。
男性が描く絵っぽい、わけではなく突き抜けていてレベルが高いんだと思います。
さて、どんな話かというと、
主人公の美人高校生の紫が、知り合いになった芸術学院の人達のブランド的な「パラダイス・キス」(パラキス)のモデルになる話です。
クラスメイトのヒロや芸術学院のジョージとの恋も描かれます。
ちなみに、
ポエムっぽいとこがあるんですが個人的には心地よくて好きです。
まぁ苦手な人もいるかもしれませんが…。
他にも、
セクシャルマイノリティのイザベラの描き方に愛を感じましたし、そんなイザベラが好きになりました。
終わり方についてなんですが、
まず終盤、大切な人が自分の望む正しい生き方を選ぶ喜び、と同時に寂しさを生む展開か複数あり読んでいて胸が苦しくなりました。
矢沢先生の作品全般かもしれませんが、切なさが香っていてそれが堪らなく魅力的なんです。
最後は10年後。
最終的に紫が結婚するのが〇〇なんです。綺麗すぎないけど落ち着くところに落ち着いてる感じが心地いいですね~。
ということで、
久しぶりに読んで感動したので一度読んでから時間が経っている人、美しく可愛いファッションに興味がある人、
5巻と読みやすい長さですし少女漫画が苦手な人にもオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「Paradise Kiss」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’