漫画「騎士団長 島耕作」と「島耕作の事件簿」感想(完結作品を語る! #41)
「騎士団長 島耕作」原作・原案:弘兼憲史 / シナリオ:別府マコト / 作画:宮本福助
連載期間 2019年3月28日~2021年1月28日(コミックZERO-SUM)
「島耕作の事件簿」原作・原案:樹林伸 / 作画:弘兼憲史
連載期間 2017年8月17日~2017年12月14日(モーニング)
昼でも夜でも、おはようございます!
カメレオンシンガーソングライターのhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々です。
現在も100近い連載中作品を追いかけています。
まずは「騎士団長 島耕作」の紹介。
これだけ有名な作品・キャラクターともなればスピンオフ作品も作られて当然なわけですが
なんと異世界転生してしまうとは驚きましたね!
絵的には、
原作より女性や若者に受け入れられやすいものになっていると思うので
島耕作に興味があるけど絵がちょっと…という人にオススメです!
とはいえ、
ファンタジーな世界の描写も「島耕作」の描写も記号的というか、深さはないです。
その分、複雑ではないので一長一短なのかもしれません。
個人的にはもうちょっと続いてほしかったですね。
そうしたら深みも出て、良作となる可能性もあったのではと…。
複雑ではないと書いたんですが、
島耕作シリーズをある程度読んでいないとキャラクターやら元(?)の話やらわからないので、
そこは注意点ですね!
あと、書いてて思いましたが、
既存の島耕作ファンがターゲットなのか
なんとなく島耕作を知ってるくらいのファンタジー好きな女性がターゲットなのか
その辺りがフワフワしてるのがちょっとなぁ…という感じはありました。
嫌いだとかダメだとか、そういうわけじゃあないんですけどね。
そして、もう一つ紹介するのが
「金田一少年の事件簿」の原作者とタッグを組んだ、
島耕作が主人公のミステリーマンガ「島耕作の事件簿」です。
こちらは島耕作シリーズ要素は薄めですが面白かったです!
理由っぽいものをあげるとすれば
「金田一少年の事件簿」だけでなく数多くのヒット作を生み出している樹林さんだけあって読ませるストーリーですし、
舞台が島耕作の課長時代、つまり日本が華やかだった時代で、その雰囲気も楽しめますし、
友人で探偵の魅力的なキャラクターのグレちゃんが出てくるところなどです!
全一巻なので、ちょっと時間が空いた時にササっと読めるので、
「金田一少年の事件簿」もしくは「島耕作シリーズ」が好きな方にはオススメです!
ちなみに前者はマガポケで、後者はネカフェで読みました!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「騎士団長 島耕作」と「騎士団長 島耕作」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
hiro’