漫画「コータローまかりとおる!」感想(完結作品を語る! #143)
「コータローまかりとおる!」(蛭田達也)
連載期間 1982年~1994年(週刊少年マガジン)
昼でも夜でも、おはようございます!
カメレオンシンガーソングライターのhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々です。
現在も100近い連載中作品を追いかけています。
「コータローまかりとおる!」は、
マンモス高校を舞台にしたハチャメチャ学園格闘コメディといった感じの作品です。
全59巻と大ボリュームです。
作品前半は1980年代らしい能天気な明るさに包まれています。
後半はシリアスさも出てきますが、それもまた味わい深いです。
というのも、
物語の雰囲気だけでなく、そもそも作品が色んな方向に進むんですね。
髪の長い主人公・新堂功太郎とそれを取り締まる風紀委員のヒロインという学園ドラマから、
学校内にスラムみたいな地域があって、そこで殺し合ったり
バンドをしてみたり…。
そんな状態でも主人公や周りのキャラクターがその状況にフィットするんです!
これはキャラクターの力なのか、そう感じさせる蛭田先生の力なのか、何にしてもさほど違和感なく楽しめます。
だから、シリアスな状況も何の問題もないということです。
この後「新 コータローまかりとおる! 柔道編」へと続きますし、
さらにその後の「コータローまかりとおる! L」は未完のままです。
つまり、
ハマってしまったら全部読むのは大変だし、読んだところで最後はもやもやするかもですが、
格闘マンガ好き、いや、完結を願う意味でも全マンガ好きにオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「コータローまかりとおる!」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
hiro’
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