漫画「BLOODY MONDAY Season2 ~絶望ノ匣~」感想(完結作品を語る! #243)
「BLOODY MONDAY Season2 ~絶望ノ匣~」(原作:龍門諒 / 作画:恵広史)
連載期間 2009年~2011年(週刊少年マガジン)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「BLOODY MONDAY Season2 ~絶望ノ匣~」は、
その名の通り、ブラッディ・マンデイの続編で全8巻。LINEマンガで全話読みました。
前作の2年後。主人公の凄腕ハッカー通称ファルコンは高校を卒業して大人になっています。
内容的にはまたまたアメリカのドラマ「24」みたいな感じです。
前作はウィルステロでしたが、今作は核爆弾テロです!
ウィルスも出てきますけどね。まぁ世界の危機とそれを止めようとする人たちという構図です。
さて、
表向き浪人生の主人公はなんか絵的にかっこわるくなった??そんな感じがします。
別の言い方をすると大人になり可愛さがなくなったのかもしれません。
作画的には、
前作でもありましたがハッカー同士のやりとりを立体的な空間でアバター的なものも使い描く手法は、二次元的なプログラムが漫画読者にもわかりやすく伝わりますし、とてもよかったです!
あと今作は、
前作はあまりなかった恋愛要素が増えてます!
そういうパターンもいいよね、って感じでありです!
終わり方について。
最後に全体の黒幕的な存在が明らかになる?んですが、現時点では微妙です!
原作者の龍門先生は多分この作品より前の「金田一少年の事件簿」の中で、主人公にほぼ無理なチャレンジをさせる犯人の話を描いています。
そして、
ソレは結果的に物語を盛り上げる要素になっていても現実的ではないということを表現していて、そうそうと膝を打ったんです!
なのに、
今作は用意周到っぽい黒幕が偶然助かっただけにしか見えないのです。
この後のラストシーズンでスッキリさせてくれることを願うばかりです。
黒幕以外の部分でいうなら、重なっていた危機はひとまず去って一安心でイイ感じではあります。
ということで、
「BLOODY MONDAY」を読んでいて今作を読んでいない人、ドラマ版だけ見て原作を読んでいない人
女の子にドキドキするだけだった主人公が恋愛していく様をこういう時期あるよねーと様々な想いを抱えながら愛でたい人にもオススメです!(笑)
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「BLOODY MONDAY Season2 ~絶望ノ匣~」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’