漫画「ホタルノヒカリ」感想(完結作品を語る! #298)
「ホタルノヒカリ」(ひうらさとる)
連載期間 2004年~2009年(Kiss)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「ホタルノヒカリ」は、
ドラマ化もされた人気恋愛マンガで、全15巻。
ちなみに、
作者のひうらさとる先生は男性的な名前ですが調べたら女性でした。
感情描写や行動原理などが女性が描いている作品らしく、これで男性だったら凄いな~と思ったんですけどね。
さて、
内容はというと、ひょんなことから年上上司の部長と同居することになった20代女性の蛍が、恋愛に仕事に邁進するというもの。
個人的には、
中盤以降のメタ発言とか、テレビ的・映画的な表現をマンガでするところとか、ちょっとトボけた感じが好きでした!
ただ、
高収入・高身長・顔面偏差値高めの3高?な部長、さらには年齢も高めですが、に「幸せにしてもらいましたとさ」がオチでないのは00年代の連載当時から女性の自立が珍しくなかったとしても意欲作ではあります。
ですが、
そうするなら部長にそれなりの問題があり、蛍にもそれなりの理由がないといけないわけですが、そこが微妙でした。シンプルに蛍のワガママに見えてしまったので…。
終わり方について。
終盤、5年後になります。
蛍が成長したのは伝わったんですが、現実的な話なら蛍にも当然部長にも恋人や結婚相手が出てきてるでしょうからねぇ。
「そこはマンガだから!」というなら、部長に幸せにしてもらいつつ自分なりにキャリアアップも頑張ります、でよかったのではと思いますし。
まぁ、サブキャラクター達の成長が微笑ましく嬉しさを与えてくれましたし、「干物」についてポジティブにまとめたとこもいいですし、みんなが安らいでいるような幸せな終わり方でイイ感じなのではないでしょうか。
ということで、
続編が気になる&先に読んでいるという人、出来る年上上司や才気あふれる年下男子と疑似恋愛したい人、
我こそは干物女であるという人にも希望の書としてオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「ホタルノヒカリ」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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