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漫画「四月は君の嘘」感想(完結作品を語る! #219)
「四月は君の嘘」(新川直司)
連載期間 2011年~2015年(月刊少年マガジン)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「四月は君の嘘」は、中学生の恋愛&音楽マンガで、全11巻。
マガポケというアプリで全話読みました。
名言が多く言葉が刺さる作品でした。
なんていうか詩的なんです。言葉がリズムを持っていて音楽的なんです。
例えば「暗い海の底にも光は差すのかもしれない」とか。
題名だってそうです。四月に君は嘘を、じゃなく、「四月は君の嘘」なわけです。
そして、
中学生の恋だからこその純粋さがあり、よりストレートに胸に衝撃がきました!
主人公の年齢的にも中学生くらいに読んでほしいですね!
全体としては、
全44話と比較的短いこともあり無駄のない構成です。第一話からして最終話に向かって作られているというか…。
ところで、
映画「月とキャベツ」がかなり近い質感だと思うので、
この漫画が好きな人は「月とキャベツ」を、「月とキャベツ」が好きな人はこの漫画を是非!
終わり方について。
音楽で響き合うと溶け合うような感覚になることがあるんですが、
最終話の一話前の最後の演奏はそんなものだったんだなと感じました!
さらに最終話でタイトル回収されるわけですが、そこはマンガ的すぎる気はしました。
が、それも簡単にアリにさせてしまうくらい主人公の公生やかをりや椿がキラキラとカラフルに輝いていました!
奈緒や渡もやや物語の機能的ではありますが、とても大事な存在で愛おしく思えました。
出会いから約一年がすぎ、みんな成長し、読者は悲しみを背負いながらも彼・彼女らの幸せを願うでしょう。
詳しくは読めばわかります。
ということで、
純粋さを忘れてなくて恋を味わいたい人、映画「月とキャベツ」が好きな人、
音楽が生むキセキを感じたい人にもオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「四月は君の嘘」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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