漫画「名探偵コナン 世紀末の魔術師」感想(完結作品を語る! #421)
「名探偵コナン 世紀末の魔術師」(原案:青山剛昌 / 作画:阿部ゆたか・丸伝次郎)
映画公開が1999年 / コミカライズ版発売が2012年~2013年
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「名探偵コナン 世紀末の魔術師」は、コナン映画の3作目で怪盗キッドが初登場作品、のコミカライズ版。
全3巻。サンデーうぇぶりというアプリで全話無料で読めます!
「名探偵コナン」は、
毒薬の影響で子供体型になりコナンと名乗る、高校生探偵の工藤新一が主人公の大人気作品。
最近、怪盗キッドが主人公の「まじっく快斗」をほぼ最新話まで読んだので、キッド熱から今作を読んでみたわけです。
舞台は、前半が大阪・中盤が豪華客船・後半が古城。
初期なので色々な道具を使ったり、ヒロインの蘭がコナンを新一じゃないかと疑ったりと見ていて懐かしさを覚えます。
あと、
以前読んだ映画のコミカライズより絵とセリフの一致感はありますし、画力もそれなりに感じられました。
つまり、
一定以上の面白さはありました!
とはいえ、これはないだろう!というようなところもあります。
マンガ表現というのは細かいところにも注力した結果、完成度の高いものになってると反面教師的に気付かせてくれます。
そして、
普段のコナンは1話ずつが印象的なんですが、映画は週刊連載を想定してないからか、一気に見ないと頭に残りづらいですね。
私の記憶力の問題もあるでしょうけども!
さらに、
今作のお宝である卵形のエッグが起こす魔術?は映画で見てこそという気がしました。
でも、
ちゃんと最後までそれなりに楽しめましたよ!
ということで、
怪盗キッドが大好きな人に、コナンは知ってるけど映画はチェックしてない人に、
そこはかとなく漂う?20世紀の空気を感じたい人にもオススメです!
・終わり方について(ネタバレなど気にする人は読後に確認してください)
終盤、謎解きからの犯人判明はいいんですけど、対決の場面がずさんというかコナンよく生き残ったなという感じです。
あと中盤からキッドの影はなくなるんですが変装して近くにいますし、事件解決後も新一のピンチ?を助けます。
事件の謎に関する二人の会話からのキザに消えるキッド、そして、軽いギャグで〆るという後味が心地よい終わり方でした!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「名探偵コナン 世紀末の魔術師」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
※「無料で読めます」などは私が読んだ時点の話です。そして、「無料」といってもCMなどを見てポイントを貯めてそれを使う必要があったりもします。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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