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漫画「修羅の門」感想(完結作品を語る! #430)

「修羅の門」(川原正敏)
連載期間 1987年~1996年(月刊少年マガジン)


昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。


「修羅の門」は、1000年無敗の武術の継承者による格闘漫画!
全31巻。マガポケというアプリで全話無料
で読めます!

少しかわいい丸めの絵柄ながら、主人公は修羅の男・陸奥九十九。
10代で古武術・陸奥圓明流を完全に操り、負けることの許されない宿命を背負った男の子で殺人もするので少年漫画としてはギリギリ
ですね!

スポーツじゃなく格闘技をやっていて、本気で相手を倒す気なら殺されるかもしれないし殺すかもしれないのは普通だと個人的には思いますけどね。

話を戻して、
リミッターがない故の強さだけでなく、古風な名前の技の数々にも惹かれますし、様々な格闘術を使う格闘家らを次々に倒していく様には熱くなります!
やっぱり、
男性性ゆえか地上最強にはどうにも惹かれてしまうというか…。

話の大まかな流れとしては、
全日本異種格闘技選手権に勝利し、海外へ行き、ボクシング・ヘヴィ級統一チャンピオンとなり、その後、ヴァーリ・トゥードで世界各国の兵との死闘を制し頂点に立ちます!

ところで、
星空の荒野を車で走りながら、見開き2ページを使って「行けばわかる 行かなければわからない」と言う場面が印象的でした!
戦いだけでなく、旅の様子・人々との交流・ヒロインとの少しの恋愛要素なども今作を面白くしています!

ということで、
格闘漫画好きに、名前だけ聞いたことあるけど読んだことない人に、
現在も連載中の名作「修羅の刻」を楽しむ為にもザッとでも読んでおくのがオススメ
です!


・終わり方について(ネタバレなど気にする人は読後に確認してください)

終盤はブラジリアン柔術グランシエーロ柔術の使い手との戦い。両手も折られ、ボロボロになりながら勝利します!
覚悟の死闘であり、結果的に相手は死亡します。

序盤でも言ったように、
私は真の武道家はどう生きるかどう死ぬかを考えて生きているだろうし納得の結果ですが、評判はよくなかったようで結果的に中途半端に一度終わることになるわけです。

戦いの後は、
ファベーラの少女らとは話したり戦ったりお金を渡したりして決着がつきますが、この後に行われそうだった海堂晃や片山右京らと再戦はなく、ヒロインも放置です。

ただ、外伝に登場し現在も存命のグランシエーロ柔術の始祖の前田光世の意思を継ぐような前田謙信を追いかけて戦場に行くことになるわけで、普通の漫画の主人公ではないですが、ラストシーンおじいちゃんの修羅の子は修羅にしかなれぬという言葉がピッタリの修羅の門らしい終わり方だったかもです!
もうちょっとスッキリさせてほしかったですけどね!

そして、かなり長い月日が経ってから続編の第弐門が始まり、現在は完結しているので後日語ります!


ここまで読んでくれてありがとうございました。
「修羅の門」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

※「無料で読めます」などは私が読んだ時点の話です。そして、「無料」といってもCMなどを見てポイントを貯めてそれを使う必要があったりもします。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’


#マンガ感想文 #漫画 #マンガ #修羅の門 #川原正敏 #格闘 #武術

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