漫画「サトラレ」感想(完結作品を語る! #237)
「サトラレ」(佐藤マコト)
連載期間 モーニング新マグナム増刊(1999年~2001年)、イブニング(2001年~2005年)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
最後まで読んだつもりで読んでなかった作品。
LINEマンガでほぼ一気に無料で読みました。単行本では全8巻。
絵は下手ではないんですけど、個性的で万人受けする感じではないかもしれません。
ただ個人的に、
一話一話が濃密で満足度も高いし、そもそも映画化・ドラマ化したヒット作ですがもっともっと人気になっていい作品だと思いました!
それは、
人の心が読めるサトリの反対で、自分の心が人に筒抜けだけど常人離れした能力を持つサトラレという設定の妙もそうなんですが、何よりも佐藤先生がいかに人の心に寄り添おうとしたかがわかる様々な角度から描かれるそのストーリーが力強いからです!
そのことにより、
普通の人と天才サトラレの話でありつつも、人間とは?人間関係とは?ということを考えさせてくれ心に響きました!
個人的に印象に残ってる場面も、
サトラレの警護班の人が電車の中での些細なやりとりをするところで、サトラレとは直接関係ないですからね。
ちなみに、
色んなタイプのサトラレが出てきますが、推しサトラレは無人島で暮らす白木です。
あと、
映画「トゥルーマン・ショー」は近いテイストで超名作なので、「サトラレ」を気に入った人は「トゥルーマン・ショー」も是非。
話し戻して、終わり方。
終盤でけっこう悲劇的なことは起こるものの、最終的には温かい終わり方で好きです。
第一部完ということで、この時点では期待も高まるイイ引きですしね。
ということで、
「サトラレ」テーマの派生作品だけ読んで原作を読んでいない人、同じく映像化作品だけ見て…の人、
コミュニケーションについて深く考えてしまう、そう私のような人にオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「サトラレ」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’