漫画「外道の歌」感想(完結作品を語る! #235)
「外道の歌」(渡邊ダイスケ)
連載期間 2016年~2023年(ヤングキング)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「外道の歌」は、
「善悪の屑」の続編。とはいえ「外道の歌」からでも楽しめると思います。多分。
全15巻。全巻ネカフェで読みました。
復讐代行の話で「善悪の屑」では実際の凶悪犯罪をトレースした感じの話が多かったんです。
それはそれで楽しめたんですが、今作はオリジナルストーリーにドキドキさせてもらいました。
それこそ、
國松という魅力的でそこ知れない悪役も出てきて様々な展開を期待してたんですが、もっと盛り上がっていきそうというところで終わってしまった印象です。
ちなみに、
カモとトラという愛称の二人のイカツイ男性が主人公です。
まぁ人物というより事件がメインの話ではありますが…。
終盤のトラを傷つけられたカモの國松への対応は、
話を聞く気が一切なしの、ある意味自分本位なものでだけどそれがよかったです!
「悪人」として出てきたのにいつのまにか妙にイイヤツ風な人になる作品は、大衆ウケはするでしょうけど個人的には非常に萎えるので。
そんなこんなで終わり方は、
負の連鎖の結果であり因果応報というか、まぁそこに着地するよなというものです。
「闇金ウシジマくん」的と言えばわかる人はわかるかもしれません。
ただ、ウシジマくんは一人ですが、今作はカモとトラの二人がいます。
二人の終わりと未来が気になる人は是非今作を読んでみてください。
ということで、
「ダークヒーロー」ものが好きな人、スピンオフだけ読んでいて原作を読んでいない人、
残虐な殺し方・殺され方にゾクゾクくるというSM好きにもオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「外道の歌」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’