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多様な音楽表現

久しぶりに音楽関係の記事になります。とは言え、今回は全くまとまりのない記事になります。ですからここに紹介する五つの花びらをご自分で融合させて一つの花にしてください。全部聴くと約21分かかります。時間のあるかた限定です…かね😅 ごゆっくりお楽しみください。

1.Beatbox by SHOW-GO

短いのでもう一つ聴きましょう。

SHOW-GOさんの動画は今月初頭(2025-02)に初めて聴きました。どことなくアフリカ、どことなく衝撃的、どことなく繊細、どことなくショパン、どことなく現代風……。その動画は三年前のものでしたが、1000万回視聴になってましたね。皆さんが言われるように、一つ一つの音がはっきりして、しかも声とリズム音が融合して心に残る音楽になっています。

2.歌謡曲 − 「石狩挽歌」

これも一度聴いたら忘れられない名曲・名歌詞ですね。歌の出だしから…
海猫ごめが鳴くからニシンが来ると」…雰囲気が醸し出されています。
「オンボロロ オンボロボロロ」が印象的…。

3.ロシアの歌 - 「道」

この歌は、大学時代によく聴きました(50年以上前ですかね)。ロシア民謡のレコードアルバムを買ったとき、その中にありました。そのアルバムのなかで、「トロイカ」とこの「道」が秀逸でした。トロイカは本場ロシアでは日本の軽やかな曲でなく、憂いと哀しみを帯びた曲です。

4.吟詠 -  「江南の春」

この方、着物をビシッと決めてますね。わずか2〜3分のこの舞台のために着付けされたのでしょうか。日本の短歌なども吟じているのを聴きました。漢詩の内容は以下の通りです。

千里鶯啼いて緑くれないに映ず
水村山郭酒旗の風
南朝四百八十寺しひゃくはっしんじ
多少の楼台煙雨えんうの中

江南の春 杜牧

「四百八十寺」は「しひゃくはっしんじ」と読むのですね。「十(じふ)」は詩の平仄配列の関係から「しん」と読まれているそうです。
絵画的風景が浮かびます。前半は明るい農村、後半は雨の回顧ムード、その混然融合した春の情景を描いています。
(石川忠久編「漢詩鑑賞事典」参考)

5.幻想曲 - 「忘れじの言の葉」

ゲーム「グリムノーツ」のために制作された曲(Wikipediaによる)。
日本語タイトルと英語のタイトル(Forgotten Words)に少しちぐはぐを感じますが、全体の流れの中に言葉が現れ消えて物語を紡いでいます。最初のSHOW-GOさんの音楽のように、フッと浮かび消えてつながっていく不思議という幻想から生み出される情感の豊かさ…。

広い音楽の世界なので、まだあるのですが、皆様お忙しいと思いますのでまたの機会に楽しみましょう。


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