「光る君へまぶしき闇」を観て
オープニングは清少納言と藤式部のやり取りで始まった。ききょうは定子が
産んだ敦康親王に会いにきたついでに
まひろの書いた「源氏物語」の批評を
しにきたのだ。その顔は褒めているよ
うには見えず、帝のお心から「枕草子」を消し去るために書いたのかと尋ねた
ききょう。その顔は怒りに満ちていた。
二人の間に稲妻がパチパチと弾いている
ように見えた。
敦成親王の寝所から呪詛の形跡があったという。伊周の縁者が捕まった。首謀者は死罪という重い刑に処せられるが、
道長はあえて伊周には官位剥奪が相当であると決断する。しかし、伊周の様子は明らかにおかしかった。
敦康は伊周に道長は自分を邪魔にして
いるのではないかと不満を漏らしていた。そのことを抗議しに伊周は道長に会いにきたが、伊周は道長の前で呪詛をかけた。その顔はまるで鬼の形相であった。
「お前のせいだ!」
と叫ぶが、家臣に取り押さえられ、事なきを得たが、その光景を見ていたまひろ
の目は潤んでいた。
伊周役を演じた三浦翔平さん。イケメン俳優としてドラマで活躍しているが
インタビューで「呪詛は自分に必ず帰ってきます。」と話していた。
平安時代は、人型の人形を作り、呪いを
かけて掛けていたなんて恐ろしいなと
感じた。
伊周は37歳の若さでこの世を去って
しまうらしい。弟の隆家が花山院の荷車
に矢を射ることがなければ、全てが上手くいっていたのに、人生は分からないも
のだなと感じた。
次回は、まひろにも悲しき出来事が
あるらしい。ロスになりそうだ。
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