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親孝行という名のミラコスタ宿泊|ディズニー離れを感じた

すっかり年の瀬となった
年を越す前に残しておきたいことがある

それは東京ディズニーシーにある
ホテル ミラコスタのスイートルーム枠に
宿泊したときの話だ

我が家は年が明けると主人の転勤で
アメリカに渡ることになる

親孝行はできるうちにしておきたいと思って
母が憧れていたミラコスタの1部屋に泊まってきた

ディズニーシーと一体化した
ホテルミラコスタには
さまざまな部屋の種類があるのだが

今回は部屋にテラスがついている
スペチアーレ・ルーム&スイート ポルト・パラディーゾ・サイド テラスルーム(ハーバービュー)
という謎に長い名前の部屋に泊まった

実はこの部屋には8年前に
オットマン(夫)と泊まったことがある

母に素晴らしい部屋だったということを
関西に戻って伝えると
「いつか泊まってみたい!」
親孝行な娘は予約にこぎつけ
見事、クリスマスをその部屋で過ごすことに

夜のショーがテラスから見られ
翌朝にはテラスで朝食をいただける

そんなプレミアムなお部屋に
母を泊めてあげられて感無量だった

テラスルームからの夜景
テラスルームからの夜景
朝食はテラスでいただける
部屋番号は 5145 (通称ハバテラ)

ただ、驚いたことに
平日とはいえパークは混んでいるとは
言い難い人の数だった

これが俗にいう「ディズニー離れ」

そう感じてしまった

数年前についに日本のディズニーも
時間をお金で買うサービスを開始しした

年間に多い時で8枚ほど
パークチケットが届く株主だが
タイムパフォーマンス(タイパ)の路線に
舵をきることがわかった際には
寂しさを感じたものだ

「パークに入ればみんな平等」
だった時代は終わってしまった

もちろん慈善団体ではない
ビジネスありきなのだが
ずっと日本のパークだけは
課金制度を導入していなかったこともあり
ひとつの時代が終わったと感じて
しんみりしてしまった

またパーク内ではアプリの利用が
普及していることもあってか
母が「もう昔みたいにふらっといって
楽しめなくなってしまったな」

悲しい気持ちになっていた

そして辛口になってしまうが
パーク内で使うアプリの使い勝手が
とてつもなくイカしていない作りになっていて
UX(ユーザーエクスペリエンス)を
完全に低下させているのだ

そんな少ししんみりとした
気持ちに包まれたものの
ミラコスタの部屋から見る
夜のショーは素晴らしく
キャストに35歳のオバハン
自然と手が振れちゃう雰囲気は
夢と魔法の国のままだった



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