歌が歌に出会う
もうどうしたらいいかわかんないよってひと昔まえ
泣き崩れた友達がかわいい子供の写真をくれた
お互い死ぬなよって、また春に会おうって約束した友達の子供と遊んだ
ちょっとぎこちなく 笑う
街を歩いてるとき 男の子がおかあさんに手を引かれて歩いていくテクテクテクテク
公園じゃ奇声があがる 生きてることが楽しくて 気も狂うほど
誰もが愛されて生まれてきたんだ
気付かないときもあるけれど
そんなことをつぶやく勇気を
幸せってやつはすぐそこにあって、だけどするりと簡単にすり抜けちまうから
いつだって愛してるっていってやる
また春に会おうって約束だけは絶対に守ろうぜ
たまにある誰にも譲れないような
そんな夜があって。ああもうそれだけで十分に生きていけるって感じなんだ
君の作った歌に耳を傾けながら
君の言葉を逃さないように
あの子の笑顔を忘れないように
いまを生きよう
めいっぱい
君は愛されるよ 君の気付かぬやり方で
って歌があって
その歌はこうしめられてる
螺旋を描いて戻っておいで
歌が歌に出会う