そんなに前向きに生きていたくない。

そんなキャッチコピーを思い出したので、オトゥールズのアフターマーダーパークを聴く。
あの喧騒のブリットポップの時代、
僕は16歳で、一人暮らしをしていて、
なけなしのお金で、CDを買い、たまにライブに
行っていた。

いちばん好きだったのは、マリオンってバンドで、ほとんど追っ掛けだった。
ちょっと前にYouTubeで、
マリオンの1996年の4月のライブ映像が上がっていた。
僕はそこにいた。
4月8日って日付はさすがにできすぎている気がした。

もちろんブリットポップは大好きだったし、
ブリットポップとブレイクビーツを貶すひとには、喋ることはあまりないけれど。

キラキラした世界に、唾を吐いて、背を向けたのが、オトゥールズとバーダーマインホフだった…気がする。
いま聴いても古びてなくて、懐かしさもなく。

ちょっとマリオンだと思い入れがあり過ぎて、
懐かしくなるけれど。

たまに(じゃないかも知れないけれど)、僕にはそういう時間が必要なんだなーと41歳になったいまも思う。

そんなに前向きに生きていたくない。

あるいは、

もう二度と、笑わないって、誓うよ。

耳だけじゃなく、頭痛や肩凝りがひどい。

そんな体調もそうさせるんだろう。

で!

今日、友達と少し話していて、Creepy Nutsの、
かつて天才だった俺たちへ
をレコメンドされて、聴いていたら。
日曜日よりの使者と、サントラ
って曲で、泣いた。

もう一回とは思わないけれど、
とりあえず、まだ感情が残ってる。
こういうときは、泣くだけ泣こう。
もう一度、日曜日よりの使者とサントラを聴こうと思った。


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