【雑記】東京カフェ巡り#2「KAFEE MAMEYA」
2回目にして書くのを非常に迷った…。というのは多分ここ、知る人ぞ知る名店なので誰かに教えたい気持ちと教えたくない気持ち、ふたつの心がある~~~。
週末、大学時代の後輩達と3人で表参道カフェ巡りを実施した。1日で3軒まわったが、こちらは2軒目。後輩が以前トライして並んだものの、時間切れで入れなかった店。
表参道通りを一歩入って住宅地をしばらく歩いて行き、さらにしばらく歩いて行くと、上品な洋風割烹料理店の如き雰囲気の、看板は掲げていない者のしかし人が沢山並んでいる店があり、それが「KAFFEE MAMEYA」である。外国人の方も半分ほどおり、看板も情報もないなかどのようにたどり着いたのか非常に興味がある。
カフェといよりも、厳密にはテイクアウトオンリーのテイスティングOKのコーヒー豆販売店、といった方が正確な気がするが、店内はオーセンティックなバーのような、加えて静謐なラボのような趣があり、つくづく不思議な空間である。
常時数十種類の豆があり、白衣を着た店員(日本語も英語も話せる)がていねいに説明してくれ、客ひとりひとりに合わせて気になる一杯を頼めるという仕組み。
私は、ケニヤのギチャサイニをオーダーした。初めて聞くことばの響きなので、淹れていただく間にそっとiPhoneのメモにその呪文を入力した。果実感が強いが酸味ではなくまろやか、少し緑茶のようなフレーバーを感じるコーヒーだった。
清澄白河に姉妹店「kakeru」があり、そちらではコーヒーのフルコースがいただけるそう。ちゃんと心をととのえてコーヒーに向かい合えそうな期待が膨らむ。