文月ちえり with みらい工房

●職業:ハンドメイド作家 / グラフィックデザイナー / ライター / 個人事業主 / 社会人大学生 ●好き:執筆 / 描画 / 編み物 / 手工芸 / セルフネイル / 文具画材 / 写真 ●お仕事依頼はpixiv✉ か moon.rabi10@gmail.comまで

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夢と目標と自己紹介(*- -)(*_ _)

わたしの夢夢は小説家になること……ではなくて、 「文筆家な創作家」になりたい今日この頃。 将来的には地元に小さな店舗を構え、本屋さん兼アトリエ兼Caféのような雰囲気の「小さな出版社」をつくりたい! リトルプレス × 児童の駆け込み寺 そんな要素を持ち合わせた、放課後児童クラブ活動のように補助教材的造形講座なんかを常時開いていて…… 気軽に立ち寄って、気軽に〝何かを創って〟遊びながら学び、 気軽に居座って読書して、気軽に悩み相談までできちゃうような…… 福祉施設のよう

    • 【Essay】よくできました◎は、よく生きました💮

      ご褒美スタンプというのを買ってみた。 実は前々から欲しかったシリーズで、商品化されていて本当に嬉しかった。 インク要らずで手軽にポンッと押せるタイプのスタンプで、スタッキング式なために場所も取らず、実に痛快・快適なのである。 これが手に入るまでは、レース模様のスタンプを代わりに使っていた。 コレはコレで上品で可愛らしいので気に入っている。 ただ、言葉がないので「頑張った」「褒められた」という実感はなかった。 普通の家事をこなしただけの日も、頑張ったと思うのだ。 よく活

      • 【Essay】知らんがな……

        今朝は久々に娘たちと会話を楽しむ余力があった。 しかし振り返ってみても、しょーもないことを話していたような気がしてならない。 中1の長女は、ひたすら雨天を嘆いていた。 なぜならレインコートを着て自転車通学するのが面倒だから。スカート部分に水が溜まるのが大変らしい。 だったら着なければ良いだろうに。ずぶ濡れになっても良いのなら。 と、わたしは思うのだが、制服がグッショリ濡れるのも嫌らしい。 「じゃあ、歩いて行けば?」 そもそも徒歩で通えない距離ではないのだ。 チャリ通が

        • 【Essay】カラダの休憩時間は思考タイム

          ぼんやりと考えごとばかりをしている、いつも。 物語の続きや詳細場面を考えたり、何も考えないことの難しさについて考えたり…… 身近で現実的な問題・ノルマ・タスクについて考えたり、今後の方針について考えたり…… あっちこっちに思考を飛ばし、「そういえばコレも忘れてた」「アレもしておきたいんだった」ということを次々と思い出してはパズルのピースをはめるように、並べ替えて未定な予定を組み変える。 休息時間も必要だ。 一日で熟せることは多くはない。 あまりにも少なくて、毎日が平

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        • Essay
          8本
        • Short Story
          10本
        • Poem
          7本
        • Illustration
          2本
        • Book Design
          1本

        記事

          【Essay】残念!連続投稿ならず……

          なかなかどうして難しいものですなー。 三日坊主を脱したのだから良しとするべきなのかもしれませんが、やるからには極力!なるべく!毎日続けてみたかった…_| ̄|○ il||li まぁ、過ぎてしまったものは仕方がないので諦めますけどね! せっかく予約投稿できるように有料会員になったのに、それでも達成できない自分には、相変わらずガッカリである。。 と、同時に「わりと普段通りだよな」と納得もしているのだが(ㆁωㆁ*) 飽き性、と呼んで良いのか分からないが…… 私はなにか一つのこと

          【Essay】残念!連続投稿ならず……

          【Essay】妙に明るいと思ったら、今日が満月らしい……

          夜中の三時に目が覚める。 それ自体はよくあることなのだが、その日はどこか部屋の雰囲気が違って見えた。 そう、部屋が〝見えること 〟が違っていた。 普段は真っ暗闇の時間帯。その日は窓にかかったカーテンの隙間から光の柱が伸びていた。 その淡い光が部屋を横切って、ほんのりと明るく魅せていたのである。 夜中に起きて、トイレに行く。 ついでに手帳や本を開いてみたり、スマホをいじって様々な作業をする…… そんな当たり前にこなしていた日々の動作すら惜しく感じ、立ち上がった私は窓ににじ

          【Essay】妙に明るいと思ったら、今日が満月らしい……

          【Essay】給食の量を初めて知った日、愕然とした……

          先日、末子が発熱して幼稚園を早退した。 本人は至って元気なのだが、咳も出るので念のため数日間に渡って休んでいる。 (つまり仕事が進まない……) それはそうと、早退した日は迎えに行ったのがちょうど昼時だったため、給食を持ち帰りさせてもらえて大変助かった……の、だが。 帰宅して弁当箱を見た瞬間、私は愕然としたのである。 ごはん量の少なさ……いや、我が息子が家で食べる量との違いに驚いたのだ。 思い返してみても、園からの報告では、いつも「残さずキレイに食べられました」というよ

          【Essay】給食の量を初めて知った日、愕然とした……

          【Essay】なぜ書くのか……

          たくさん、たくさん、文字を書く。 読むことも好きだが、書くことのほうが好きだと思う。 それは何故だろうかと、ふと考えた。 そもそも私の文章は、常に誰かに読まれることを意識して書いている。 こうしたnoteの日記しかり、blogの記事しかり、SNSしかり…… 読まれないことを前提とした、私だけが読者である秘密な書き物が何もないのではないか?とすら思う。 しかし日記とは、本来とてもプライベートなものだろう。 それを公開するというのは、私は承認欲求が強いのかもしれない。 ある

          【Essay】なぜ書くのか……

          【SS】この愛は透き通ってる(2011/05/25)

           海は広くて大きくて、こんなにも青く輝き、それでいて深みのある色なのに……手にとると、無色透明に広がって、瞬く間にこの指をすり抜ける。  そこに確かに残るのは、潮の香りと湿り気だけ――それもスグに消えてしまう。  まるであの人みたいだと思った。わたしの前に存在しているのに、つかみどころの無いあの人……  真っ直ぐで、純粋で、みんなに愛されて、頼りにされて……普段ちっともそんな素振りを見せない、冗談ばかりの明るい人なのに、その中に秘められた牙は鋭い。  人の上に立つ資質や才能

          【SS】この愛は透き通ってる(2011/05/25)

          【SS】一生に一度の恋だから(2011/03/03)

          竹の花咲く瞬間を、共に見ることのできた二人は…… きっと結ばれる運命だったのね。 それは、五十年に一度の奇跡。      *  一生に二度と見ることは叶わないという、幻のような稀少な一時。  そして私達は、苦難を越えた先に突如として訪れた、いくつもの偶然を重ねたあの日に、出逢った。  これらを引き合わせた力を、運命や奇跡と呼ばずして何と呼べようか……  私は貴女のために、貴女は私のために、生きているのだと思いたい。  そのために生まれて来たのだと信じたいのです。  他

          【SS】一生に一度の恋だから(2011/03/03)

          【SS】小春の十月桜(2011/01/13)

           毎夜あなたを夢に見て、その日が来るのを待っていた。  わたくしを迎えに来た彼は、優しく髪を撫でつけながら、柔らかな笑顔でこう言うの…… 「待たせてすまなかった」  いいえ、そんな……わたくしこそ。お役に立てなくて……  そんな返答しかできないわたくしを、あなたはどう思うかしら。  夢で会えたらどんなに幸せでしょう。そんなことを初めは思っておりました。  けれどもわたくしはあなたの幻に出会うたび、届かぬこの手を差し出して、眠れぬ夜を過ごすのです。日に日に身体は衰えて、と

          【SS】小春の十月桜(2011/01/13)

          【SS】忍び寄るもの(2011/05/22)

           小さく脈打つようにして、何処からか自然に湧きおこり、結束し……気が付くとそれは僕の身体に蔓延し、充満して、我が物顔で中枢を占拠する。  ――ああ、また来たのか……  眠りながら目覚めた僕は、瞼を下ろしたまま身動き一つせずにそう思っていた。  慣れているとはいえ決して心地良いものではない。耐え難い程の苦痛ではないが、何時までも纏わりつかれるのは迷惑極まりない……僅かでも集中力が欠落し、その油断が一瞬の隙を生まないとも限らない。  こういう小さな問題が、窮地においては命取り

          【SS】忍び寄るもの(2011/05/22)

          【SS】梵天花(2010/12/31)

           ――小さな綿の花が揺れていた。 「ここ、どうですか?」 「うん、なかなか気持ちいいよ」 「う~ん……じゃあこれは? 痛くはないですか?」 「大丈夫だよ。沙織さん、ずいぶんと手慣れてるようだね……」 「ふふふ、そうでしょう~。実はけっこう好きなんですよコレ」 「そうなのかい?」 「はい! 終わった後の達成感も堪りませんし、お互いに気持ちいいじゃないですかっ」 「やってもらっている私はともかく……沙織さんまで気持ち良くなるものなのか? これで?」 「うーん、なんて言うかこう…

          【SS】梵天花(2010/12/31)

          【SS】貴方に似合うは無垢な花(2011/05/17)

           この人はとても優しくて、真っ直ぐで、温かくて、純粋で……わたしに向かって夢を語るこの人の瞳は、吸い込まれそうなほどに澄んでいて、キラキラと輝いてる。  強くて、逞しい、誰からも好かれるような、最高にカッコいい人だと思うし、心から尊敬してる。  とてもとても憧れて、大好きで、惹き付けられて止まない・・・  だけど、だからこそ―――  わたしはこの人に触れたくない。近づきたくない。それがこの人を傷つけることになるって分かってる……分かってるけど、見たくない。  側にいるの

          【SS】貴方に似合うは無垢な花(2011/05/17)

          【SS】小さな小さな恋でした(2011/05/16)

           ほんまにちぃーさい頃の話でな、今じゃ顔も覚えておらんのですわ。せやけどうちの初恋は、やっぱりあん時やったと今も思うとりやす――  うちは毎日、あの場所さ行くのが楽しみやったんどす。  毎日毎日、飽きもせんと、暇さえあればあの場所へ行って、仲ようしとった子らと遊びながら……ずーーっとほんまは、あの人が来てくれはるのを待っとったんどす。  あの人はな、いーっつもにこにこ笑うてばかりおる人で、甘いもんが大好きでよ。何度か甘味屋で見かけたことがあったのやけど、声さかけたうちに、自

          【SS】小さな小さな恋でした(2011/05/16)

          【SS】仏蘭西人形(2010/11/30)

           ――なんて綺麗な人なんだろう。  私は棚に鎮座して、少し離れた所からその人を、やや見下ろす形で眺めていた。  たくさんの仲間と共に、可憐な少女に大切にされるのを、夢に見ていたのは遠い昔のこと。  ある日突然、得体の知れない貿易商に気に入られ、連れて行かれた船の中。何日も波に揺られている間、私は彼の独り言を聞かされた。  悪い人ではないようだけど、商売好きで、狡賢いところもあって……私なんかを買うあたり、やや変わり者のようだった。  彼は外国の、Japonというところ

          【SS】仏蘭西人形(2010/11/30)