自責と他責の境界線が分からない

自責と他責のバランス、分からなくないですか。

世の中ではおそらく自責が美徳(とまではいかないこもしれないけど)と捉えられていて、謙虚でいることが好まれていると感じます。「自分のここが悪かったな」と反省し次につなげることで成長できるので、私もなんやかんやこれには賛成。あと健全な自責ができる人ってかっこいいって思う。


恐らく自責が好まれるのは、自責をすることで迷惑に思う人が誰もいないからだと思います。責任もダメージもただ一人で抱え込めばそれが他の人に降りかかることがないから。


でも、ずっとずっと自分を責め続けるのって苦しいじゃないですか。
自責は誰にも迷惑をかけないかもしれないけれど、何もかも自分のせいにするのは健全じゃないし、それが鬱につながる場合もあると思います。きっと過度な自責をしてしまうことに苦しんでいる方もいるのではないでしょうか。本当に環境や他の人が悪い時もあるし、それを見極めるのって難しいですよね。


人のせいにするのって超簡単で、自責の苦しみから逃れるお手軽な手段だと思っています。周りの人に「あなたは悪くないよ」って慰めてもらって、「自分は悪くないんだ」って救われた気持ちになるのも超簡単。


自分が本当に悪いのか、それとも相手に問題があるのか。救われたい気持ちから相手を悪く思いたくなるけどそれでは自分の成長がない。でも過度に自分を責めてはいけない。


マジでバランスがむずい。

ただそのバランスになんとなーく解を示してくれているのが、岸見 一郎著『嫌われる勇気』だと思います。
答えの無い他者とのかかわり方に健全な指針を示してくれているのがこの本です。

日本に置いて来てしまって内容はぼんやりとしか覚えていないので、キンドルで購入して新たな発見があったらまたnoteに書こうと思います。


ただ言いたいのはやっぱり自分は大事!!!!みんなも無理して背負いすぎないでいいからね!!!


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