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僕の見えてる世界〜Nikon f401s〜 vol3

紫陽花を見てきた、フィルムに収めた訳ではないけど、そんな6月を歩いてる。



近所の喫茶店でじいちゃんと珈琲を


豪勢なモーニング、朝から幸せを摂っていた。


たばこを吸う友人と喫茶店。


淡いクリームソーダ、映画「アメリ」のような
そんな雰囲気の1枚、ぐうタイプ。


メープルシロップが沢山かかって
ツヤツヤのテリテリは反則ですね。


喫茶店にいる時間、流れているのは時間よりも感情の方、喫茶店という場所は昔からあって、憩いの場所。色んな感情が店内に流れて情緒の中で飲む珈琲は苦くて深い。大人が好むのもわかるし孤独や疎外感をプラスの感情として生きている。



水平線、僕は馬鹿だから地球が丸いなんて思えない。


波打ち際のうねる感じ、感情も水みたいで
溢れるし零れる。


少し先取りした夏の火花は
儚いし、綺麗。

夏は嫌い、暑いから。
だけど夏にしかできないことって沢山あって、
そんなことしなくても生きてはいけるけど、数えたら何回かしか来ない夏にやっておかないのは、きっと後悔をする、だから花火もするし海にもいく。本当は花火の音に合わせて告白だってしたい、夏にしかできないんだからね。



猫たちも井戸端で会議をするんだにゃ?


真っ黒な君はどこにいくのかな、
僕が名前をつけていいなら君は「珈琲」。



会議に参加もせず日向が当たらない場所でお昼寝。
僕も君によく似てるかもだ。

自由だね、話したり、昼寝をしたり、どこかへ歩きだしたり。光の当たりも緑の活き活きも少し暖かな写真になっていて、心底嬉しい。にゃ。


都会から離れた場所の珈琲屋さん。
何かが始まりそうで、ワクワクを隠せない。


ブックカフェのようで、僕が座った本棚の裏側。
綺麗な花が活きてあった。


「縁側に座っても?」「どうぞ」
迷惑じゃなければ半日だっていたいかも。



丁寧な口調に柔らかな仕事。
珈琲に現れた個性にまた涙が出る。

珈琲が好き、喫茶店が好き、珈琲を個性で淹れる人が好き。僕の珈琲のお師匠は超が付くほどに個性的。唯一無二でたまにの周期で禁断症状すら覚える、天才って居るんだと思った。僕の世界は往々にして変わっていった、背景色はモノクローム、薫る世界で鋭い焦げをダイレクトに身体を走る。

月に向かうロケットで、「少し外行くわ」と宇宙服を脱いで宇宙へ、煙草に火がつかない?浪漫の無いことを言わないでおくれ、煙草を咥えてライターを鳴らす、静かな宇宙空間で唯一人、「地球は青いし、この一服は至福だろ」ユーリ・ガガーリンじゃない。ましてや宇宙飛行士でもない、ただの珈琲屋だよ。宇宙で飲む珈琲は格別だろうし、師匠の珈琲は正直そんな感じ。たまらなく広くてカラフルな真っ暗だと思う。

このカメラはその色を拾ってくれる、
だから、僕が見てる世界をお裾分け。
これは僕の世界、他の誰かがなんと言おうと、
僕にはこう見えてる

切り取った一瞬、この世界はまだまだ楽しいね。

#フィルムカメラ

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