物書き
3年前に バザーで買った
小さかった苗木が 1m位の高さになった
2年目まではあまり大きくならないなと
思ってたせいか 庭のたくさんの木々の中に
鉢で置いて それからはあまり気に止めずにいた
買った当時
店で売っていた時に飾ってあった写真は
玄関の門を覆うくらい成長した姿を見て
家の裏口に続く通り道に
置こうと思って購入したのだ
この苗木にもエピソードがあり
同じものを買った 見ず知らずの女性と
波長があってか しばらく世間話をした
その日は秋の大雨でこんな日に来るのは
似たような人だろうと思った覚えがある
苗木販売の人は
どんどん増やし 庭にたくさん茂っている
と言って 家の周りに植え
白い花が咲くとも言っていた
その苗木に実がなっていた
知らぬ間に花が咲いていたんだと
見たかったと思う反面
近くにいたのに気付かない自分を
残念に思うと共に 時間が立ったのを
ジッと同じ場所で一途に育った
植物が感じさせてくれる
「 夢の途中 」
目覚めはいつも
今日は何曜日
時間は 刻々と過ぎ
当たり前のように
昨日も過ぎた
気持ちの中で
張り詰めたものはいつもある
それを忘れた時
なにか突拍子のないことが
起こりそうで
取り越し苦労も
治らないまま
まだも 時は過ぎていく
逃避もできないまま
覚醒しているのか否か
夢も現実も半透明
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