物書き
3点セットで購入した
スポーツウェアを着ると思い出す
かつて 冬のマラソン大会を目指し
慣れるためにも
半年前から走ったことがある
通勤時に走った覚えもあるから
当時 若さもあり元気だったんだな
あの時は と
長距離は走りながら
いろんなことを考えることが
好きだった
マラソンは 山登りも一緒かな と
ある目標のとこまで
ひたすら目指す
やっぱりその間 何か考える
自分が今までやってきたことや
感じたことがすらすら書けそう
考えた末は
" 今この時間は この時のためにあるんだ" に
行き着く
当たり前だけど 体はひとつだから
ふたつ同時に実行できない
道はただひとつ
若い時はアレもコレもやりたいが
歳を取るということは
今あることをみんなに遅れない程度で
こなしていくことが
体と心に取って 大事かなと …
思うのであります
「 伐採の日 」
順番が来る
80年程 生きてきたが
その時が来る
辺りの同い年は
次々倒され 切り刻まれ運ばれた
仲間の匂いがする
ヒノキ 杉の木 針葉樹 広葉樹が
次々 倒れていく
太陽を久しぶりに見た
長年みんなで繁った森は
山肌が見え
幼い頃に浴びた日が当たる
今日わたしは切られる …
そして 新しいカタチに変わる
その時を待つ
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