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「私」:4 ー 再び試練 そしてビリーフリセットとの出会い

むうです。
前回の投稿で、私は再び進むことにしました。
今回はその続きです。

再就職先は、スーツやワンピースなど、セミオーダーを行うお店でした。
オーダーなら、購入する目的が明確でお客様に提案しやすいし、スタイリストで学んだことをさらに形にできると思ったから。

そして実際に「スタイリストアシスタント」の経験が評価され、新事業のタイミングでカタログ撮影やスタイリング、衣装探しもさせていただき、
自分の感性を出せる場ができたという「希望」が見えた矢先、
またもや試練が待ち受けていました。

ここは<支配的、絶対的存在の社長>がトップ。
そしてその周りを四天王のように取り囲む上司たちがいて、
絵に描いたような「ピラミッド構造」が出来上がっていたんです。

   ー「上」に従い、自分を消す  ー

とにかく上司からもお客様からも
「怒られないように」することが私にとって絶対だった。
上司達は、アニメに出てくるような怖い人
(※正しくは私にはそう見えた)がちらほら。

職人気質な世界観が残っているので
「見て覚える、経験して覚える」教え方で、
その点はスタイリストアシスタントと被る要素が。
ここでまた「失敗する私、悪」を繰り返します。


またアパレルの華やかなイメージとは違い、
事務作業がかなり多く、苦手を乗り越える必要がありました。
オーダ書のチェックシートをつけ間違えると違う仕様に仕上がっちゃいますから。
「失敗しないこと」が第一でした。

業務も多岐に渡るので毎日残業、それでも終わらない仕事は自宅に持ち帰り、
休みの日もお客さんのことを考え続け、心休まることがなかったです。

すべては
失敗しないように、怒られないようにするために。。。

「失敗、間違え」を防ぐためなら時間を惜しまず、仕事優先、プライベートは後で生きてきました。仕事=「やりたいこと」だと思っていたから。
そしてそれが幸せだと思っていたからです。


また余談ですが、
社長に御馳走していただくということで、
大嫌いなお寿司も「嫌い」と言えず、
我慢して何巻も食べたことがありました(笑)
今なら笑い話ですが、そのくらい
「上に従わないといけない」と信じていました。


そんなこんなで3年が過ぎた頃、周りの状況、自分の様子が段々と変わっていきました。
上司の休職、新たな工場探し、スタイリング業務の停止、好きじゃない縫製の勉強、自分が責任者として立たなくてはいけないなど、
事は自分の望まない方向へ進んでいることに気がつきました。

「もう限界!!」

一体どうしたらいいのか

答えを探し、出会ったのが師匠である
<大塚あやこ氏>が提供する
「ビリーフリセット」でした。

<ビリーフ>とは、簡単にいうと
「思い込み、囚われ」

この概念があると
「なぜかいつもそうなってしまう」
というような出来事が現れます。

この概念を知った時、
「私がこれまで仕事でやっているのは、これだ!」と確信しました。

そして、私は「大塚あやこ」氏の元を尋ねます。
※ここから「あやさん」と呼びます。


ワンワン泣く私を見て、あやさんは

「辞めることを目標にしてはどうか?」

と声を掛けてくれました。

「え、辞めていいの?やりたいことを続けられない私が、また辞めていいの???」

葛藤もありましたが、いろんなことがあり過ぎて私はもう、限界でした。
何度かセッションを重ね、辞めることの準備をしていきました。


ー そしてついに私は、仕事を辞めた


あんなに辞めれないと思っていたが、
いろいろ一悶着あったけど。なんとか辞めれた。
辞めたんだ!

再び安堵するも、またまた

“なにもない、空っぽの私”に直面する。

一体私はどうなるんだろう

つづく



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