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投影は「自分にはない」と禁止したことが現れる
むうです。前回の続き
さて、改めて<投影>とは何か。
「自分にはない、と抑圧したものが
他人を通して現象化して見えること」
を指します。
●理解してほしい
●人の話を聞くべき
と潜在意識(自分が自覚してない領域)で
思っていると
聞いてくれない人、理解しない人が
シャドー(ないことにした自分)として
現実に現れる
と考えられるんです。
図で表すとこんな感じ。
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。。。ちょっと複雑になってきましたね。
鏡の法則という本では
「あなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡」と言いますが
まさにそんなことが起きているということ。
相手に対し、イラッ、モヤッとしたら。
投影を思い出し、ないことにした自分に気づいてみよう。
投影は気づいて!
という自分からの<サイン>。
教えてくれて、ありがとうなんです。
だからこそ、
それを見せてくれた相手に対しても
「ありがとう」なんだよね。
(と思えたらマジで強い。)
そうやって投影を自分に取り戻せば、
本来争いは起きないものだと私は思います。
実はお互いに与え合って生きてるから。
自分の禁止を知ることで、
不思議と禁止が緩む。
すると
「そうやってもいい」
「そうあってもいい」
とある自分を許せる。
ないことにしてたから、苦しかったんだ。
投影が理解できるようになると、
相手のことも責められなくなる。
これが本当の許しに繋がっていく。
もう自分も相手も、解放しよう。
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投影を知ると人間関係が楽になっていきます。
一方で、投影に囚われすぎると訳が分からなくなる側面も。
なので、そうなんだなというところからスタートしてみていただきたい。
そして、投影で自分を責める必要はないので
そこには注意。
何事もバランスなのです。
投影を多くの人に
知って欲しいなと思う今日この頃です。
< まとめ >
●投影に気づく前に、
基本はなにに反応したか見つめる。
事実と反応を分けて考える
●投影とは「あってはいけない」と
抑圧したものが顕在意識(現実)で
出来事や人として現れる
●投影と分かったら、自分の禁止に気づき
あってもいい、やってもいいと自分を許す
そのチャンスを掴む