将来の夢ってなに?
大学の研究室がようやく休みになった。
もっと遅い時期の予定だったので、あたふたながら、
なんとか旅の予定を立てて、その準備。
と、その前に今までの振り返りとこれからどうしたいか考えてみました。
◇◆◇
大学院に進もうと思っていました。
学部卒だと下請けの、現場職にしか付けなくて、
自分の学びを活かせず
言われたことをやり続けたり
図面をひたすらに書く、なんて考えられない
だから、院に進んで
学びを活かし
自由な発想でものを考えて
0→1を作りたい
と考えていました。
◇◆
でも、そもそもわたしは 今居る「機械工」の道で
本当に良いのかと考えるようになったのが
大学3年生の終わりの、今年1月。
大学の成績はめちゃくちゃ良い。
でも、勉強なんてやれば出来る。
やればその分成果が出る勉強は楽しい。
知らないことを知ることは楽しい。
でも、それだけ勉強しても
正直機械工学の学びそのものを
「面白い」 「楽しい」
と思うことはこの3年間無かった。
研究室では機械加工の音が常に鳴り響く。
音に繊細な私は、その環境がしんどい。
体力勝負の現在作業では当たり前だけど女は要らない。
だからこそ、頭で戦ってきたけれど、
“ 多少無理しないとダメな環境に居続ける意味あるのかな? ”
と、我に返った。
もともと宇宙に興味があって
大学でロケットを1年生の時から作り、
3年間の学びの中で「できるようになったらカッコイイ」と思い、制御工学をめちゃくちゃ勉強し、
その両方を取れる、ちょっと厳しい研究室に入り、
やりがいはある。
自分の研究を誇りに思う。なんせ新規開発。
勉強を活かせる面白さや楽しさを日々感じ
それで十分と言えば十分。
でもそれはたぶん、 “ 本当に ” やりたいことではない。
◇◆◇
きっとこの3年間のと少しでわたしは、
将来の夢や好きなことや、楽しいことを
“ 今ある中から選ばなければならない ”
と思っていた。
でも、それは違うんだと気づいた。
今から就活は厳しすぎる。
大学院に進む道はある。
これが無駄になるかもしれないけど、時間の猶予を得たと思い、
残り半分の大学4年生と、2年の大学院の期間
自分と向き合って、偽りのない自分を探して
“ 本当に ” 好きなことややりたいことを探すために
人に会い、さまざまなものを感じ、そして行動して、
なんとか見つけたいと思います。
◇◆◇
大学4年間と、これから進む大学院のお金。
パパ ママ 無駄になったらごめんなさい。
でも、お金以上の価値を、わたしは今も経験しているし
たくさんの学びをし、たくさんの人と出会い、
日々考え感じながら、必死に生きてるので、
どうか許してください。
◇◆◇
ということで、研究をなんも考えない夏休みの始まり。