デート
「誰か女の子、日曜日デートしよう」
日曜日にバイトが入っていなかった私は暇な時間を埋めるため軽い気持ちでそうツイートした。そのツイートに1人の女の子が反応してくれた。しゃふちゃんだった。しゃふちゃんは私と話を進める前に飛行機のチケットまで取ってしまっていた。フッ軽すぎて驚いた笑
しゃふちゃんと遊びたいと思っていた私は快くOKした。楽しみで仕方なかった。
10/23の朝。私はしゃふちゃんを迎えに神戸空港にいた。緊張と楽しみでドキドキだった。
少し遅れて飛行機が到着した。少し待っているとしゃふちゃんが出てきた。華奢で可愛くて、デブスな私とは全然違った。途端に自分の体型と服装が恥ずかしくなった。それでもしゃふちゃんに会えたことは心の底から嬉しかった。
到着してから私の家に向かい、荷物を置いてから大阪に向かった。お買い物をするためだ。
私はシークレットハニーというところの服が大好きだった。だからそこで服を買いたかったのだが、関西で近い店舗は大阪にしかなかった。
HEP FIVEに入ると日曜日なだけあって人がとても多かった。
スタバとお買い物を楽しんだ。トイレで新しい服に着替えてプリクラも撮った。
月曜日は私がバイトだったので、三ノ宮に行っただけだった。本を沢山買った。
火曜日はユニバに行った。女の子とのユニバデートは初めてだった。しかも地雷と量産。最高だった。エクスプレスパスを２つも買ってしまった。ハリドリやダイナソーがあるものと、ハロウィン限定のホラーだけが集まったものと。
最初にジュラシックパークに乗ったら1番前でびしょびしょになった。あまりにも濡れたから2人で大笑いした。
楽しかった。楽しくて楽しくて仕方なかった。エクスプレスパスでお化け屋敷に入って2人で叫びまくった。こんなに怖がっているのにホラーのエクスプレスパスを買った自分たちがおかしくて笑った。
水曜日はまた三ノ宮に行った。幸せのパンケーキを食べたあと私の新しいメガネを買いに行った。全てが楽しくて幸せだった。
しゃふちゃんが帰ったあとは寂しくて泣いた。こんなに楽しいのは久々だったから孤独感に耐えられなかった。
それでも私はしゃふちゃんと一緒に生きたいと思った。自分から「またね」って言ったのは初めてだった。好きな人にも「また」の約束は自分からしたことはなかった。生きる自信がなかったから。だけど、初めてしゃふちゃんには「また」を約束したいと思った。
またね。また遊ぼうね。