GENERATION ZEROでスウェーデンへ行こう:10
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前回までのあらすじ
敵の燃料補給基地を破壊して山岳地域を攻略した瀬場拓郎とヴァシリは、この勢いで南岸地域のミッションを攻略していく。
しかし目標地点へ行き、ただ指定されたものを拾ったり敵を攻撃したりするだけの単調な作業は、次第に2人の心を蝕んでいった。
ベロニカの家でヴァシリは突然、ハンマーを振り回して手当たりしだいに家具を破壊し瀬場拓郎は彼の精神が限界に近いことを悟る。
南岸地域で要塞を破壊した2人は、とにかくこのゲームを早くクリアするために森林地帯のバンカーへと急ぐのであった。
さぁ、次の瞬間にはバンカーへ入るぞ!
突入。
電源。
戦略ボード。
この地域には3つもミッションがある。
物資を漁ろう。
漁ろうと言っても、もうインベントリもストレージも限界に近い。
ヴァシリに至っては素材ストレージですらパンパンなのだ。
それに漁ると言っても、こんなに漁る場所がある。
いちいち部屋を見て回るのも大変なんだよ。
一番近いミッションは?
ああ、ここか。
行きましょう。
どんなミッションなのだろうか。
ふむ、湾岸警備隊が機械獣と交戦して、機械獣が弾薬を使い果たして撤退。
小隊は機械獣を追跡するも通信が途絶える、と。
死んだな。
ほーら死んでる。
オジキの仇じゃー!
ドーン!(爆発)
ミッションクリア。
もうパッパといくぞ。
サイドミッションを発見する。
ついでにクリアしよう。
ワンちゃんが出てきたので撃つ。
この中に武器があるらしい。
鍵はどこだ?
あった、車だ。
武器よこせぇ!
ねぇじゃねぇか!
あった。
こいつが持ってた。
しかしこうして苦労した武器も、既に持っている武器だったりするのである。
ヴァシリ「俺たちの苦労はなんだったんだ」
瀬場&ヴァシリ「うおおおおおおおおお!」
腹いせにそこら辺の車を破壊しまくる俺たちを、もう誰も止められない。
今度はガス工場のミッションを行う。
ガスの製造がこの地域の主産業だったのだろうか。
手掛かりを、
集める。
どうやら機械獣の燃料はここで製造されていたようだ。
こんな薄汚いガス工場は今日限りで閉鎖だ!
くっせぇガスを破壊し、
燃料も破壊だ。
これぐらい離れてないと危ない。
次がこの地域最後のミッションだ。
瀬場「グアー!」
ヴァシリに追突されて自転車を転倒させられる。
瀬場「まったく」
瀬場「グアー!」
またもや転倒する。
瀬場「もういい加減にしろ!」
ヴァシリ「だって面白いんだもん。変な吹っ飛び方するのが」
瀬場「これが面白いという時点で、このゲームの浅さが知れるんだよ」
ヴァシリ「確かに」
ちなみにヴァシリの自転車は図面を入手したので赤い。
そう、このゲームの乗り物はこの自転車以外にはないのである。
ヴァシリ「おそらく、エンジン音で敵に気づかれるからであろう」
と、ヴァシリは考察しているがどうだろうか。
俺は製作チームが単に自転車が好きなのだろうと思っている。
ここが次の現場か。
地図を見つけて、
タウンページを調べて、
飛行物体を通報した(だっけ?)家へ行きましょう。
新聞を拾う。
最近この近くで14人が殺されたようだ。
犠牲者の一人はFOA(国防研究所)のイングリッドさんだ。
彼女はセヴァンテ・ヴォン・ウルマーとノーベル賞を取った。
このヴォン・ウルマーは後々ストーリーの核心に関わってくるので覚えているように。
で、イングリッドの家に行くと、
手記を見つける。
こいつらは何かの実験をしていて、同僚のヴォン・ウルマーは病気らしい。
これで森林地帯のミッションは終わりだ。
明日は北岸地域と沼沢地域を攻略していこう。
瀬場「お前ちゃんと明日もログインしろよ」
ヴァシリ「どうしよっかなー」
というわけで翌日である。
瀬場「はやくログインしてこいヴァシリ」
ヴァシリ「(´・д・`)ヤダー」
ヴァシリ「もうあのゲームやりたくない」
瀬場「もうちょっとじゃないか。駄々こねんじゃないよ」
瀬場「っていうか、速く来い。俺ちょっとエラい目にあってる!」
死屍累々。
北岸地域に行きませう。
まずはあそこの機械獣からエントリーバーコードをカツアゲしよう。
突!
電!
戦!
やった! この地域のミッションは2つ!
まずは推測の科学の方を攻略する。
謎の施設に突入じゃ!
突入できませんでした。
バーコードシステムが故障したようです。
ってうか、セキュリティにバーコードを使うのはどうだろう。
この時代では普通だったのだろうか。
で、どうするのかというと、まずヴォン・ウルマーさんが駐車場に車をずっと停めているようです。
で、そこには彼の自宅の鍵が都合よくありまして、彼の家に行ってFOA5へ行く手掛かりを探るわけです。
しかし彼の自宅は遠い、後回しだ。
次は無線塔のミッションだ。
この電源張り付き虫を倒し、
警察無線を調べるとクリアだ。
次はウルマーさんの家へ行くぞ。
到着。
殺害されたイングリッドさんからの留守電を聞く。
どうもウルマーさんは病状が思わしくなく、運転すら心配されている。
さらにウルマーの手記には彼がブレイン・コンピュータ・インターフェイスなるものを研究していること、軍がそれに興味を持っていることが記されている。
書斎を調べてみよう。
金庫を調べると、
なんとレベル5のサブマシンガンが!
それはともかくレコーダーを調べてみよう。
1989年7月3日。先日、検査結果を聞くためにストックホルムの病院に行った。
排煙だと分かったが、私の場合は命にかかわる可能性があるらしい。薬を飲めば楽にはなるらしいが、良くはならないらしい。
余命については話さなかった。必要なかったからだ。私にはこういう事態を受け入れる時間は十分にあったが、特別ショックを受けたわけではない。
今朝、起きるときに突飛な考えが頭に浮かんだ。私が侵襲手術の被験者になるというものだ。
そしてベロニカのアルゴリズムを使えば、神経信号をすみやかに変換することができる。人間の体系的な信号の例があれば、ラットや猿で実験するのに比べて、数百年はやく研究を進めることができる。
HIVに冒された細胞を直接コード化することもできるかもしれない…いや、恐怖に駆られてはならない。彼らはこんなことさせてくれないだろうし、それについては彼らが正しいのだ。
1981年8月5日。今日はホルベリと会った。彼の要望で、オフィスではなく私の自宅でだ。
コードネームは「東会計事務所」、または「RO(Oの上に..)」。そして、便利なことにそれはこの近くにあるらしい。どこかということまでは教えてくれなかったが、いずれにせよ近所にあるのは偶然ではあるまい。
生物兵器や化学兵器にが使用された場合のための無人戦闘機械獣のプロトタイプ開発を任務としているらしい。Sverdlovsk問題(*1)は意味を持たなかったと見える。
彼はそれらを「SMプログラム」、戦闘マシーンと呼んだ。私のチームの仕事はROと協力して、ニューラルリンクと機械獣を統合することだという。
それが実現すれば、バンカー内にいる1人のパイロットがインターフェイスなしでこれらのマシーンを操作できるだろう…騙されたと感じざるを得ない。
彼らが私たちの研究を軍事利用したがっていることはもちろん知っていたが、研究は諜報のためのものだと常に考えていた。防諜のためだと。まさか実際の兵器に使うとは。
*1:おそらくスヴェルドロフスク炭疽菌漏出事故のことだと思われる。1979年に起きたソビエトの生物兵器製造から炭そ菌が流出し、一般市民96名が感染、64人が死亡した2021年現在史上最大規模の生物災害である。
瀬場「ウルマー、こいつがやらかしたんやな」
ヴァシリ「せやな」
また、資料によるとウルマーは自動車事故で輸血した際にHIVに感染していたらしい。
とりあえず、これで北岸地域は攻略した。
残りは沼沢地域だけだ!
続く!
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