エヴァンゲリオンの100倍謎! Killer7をプレイする:6
前回までのあらすじ
日系コミュニティに詳しいというヒロ・カサイから、諜報員ジャン・デポールの暗殺を引き受けたKiller7は、各国の結社が雑居する法治区域、角ビルへ向かう。
角ビルでは国連会の重役であるクラハシ、アキバ、ケンジロウ・マツオカ(マツケン)の三人が会談を行っていた。
クラハシとアキバに自害を迫られるマツケンは、逆に二人を射殺する。
自害しようとするマツケンに、クン・ランが現れ光る右手をかざした。
一方、Killer7は魂弾を集めながら角ビルを上る。
何が何だかわからんが………何するんだっけ?
そう、ジャン・デポールを暗殺するために進もう。
再開する。
トラヴィスだ。
話を聞こう。
ジャン・デポールは既に角ビルに潜入しているらしい。
デポールは国際倫理機関という組織の諜報員で、この建物で行われている日合最終会談を阻止するつもりのようだ。
会談をご破算にして日本転覆を先送りにするつもりらしい。
日本に恨みでもあるのか。
謎を解いて―――
魂弾を譲り受ける。
センサーがあるが、
ケヴィンはサングラスを外すと透明になれるので、それで突破する。
扉の先はキハン門だ。
コロシアムを抜けて―――
ケスくんから話を聞いて―――
この新しいスマイルを―――
駆除だ!
再びキハン門を通って現実へ。
イワザルだ!
お前は早く要点を言え。
ジャン・デポールの攻略法を迂遠な言い方で教えてくれる。
物語の裏話をトラヴィスが、敵の攻略をトラヴィスが、謎解きのヒントをオ・ユニオンがやるから、イワザルの仕事がよくわからない。
こいつも悩んでるのだろうか。
エレベーターに乗る。
壁にこれ見よがしな亀裂がある。
あっちのドアから行っちゃ駄目なのか。
マスクに切り替えて壁を吹き飛ばす。
何かいる!
ジャン・デポールだ!
元プロレスラーらしい台詞を返すマスク。
助けてもらったくせに酷い言い草。
いちいちセリフ回しがカッコいいぜ。
ジャン・デポール戦は、天井の梁を落とせば一撃で決着がつく。
自害するデポール。
何も死ななくてもよかろうに。
これで依頼は達成したが、話はもうちょっと続くんじゃ。
始まる日合最終会談。
カツ丼が並んでいるが、3つしかない。
誰か食べたのだろうか?
それとも最初から3つしか頼んでなかったのだろうか?
この会談、荒れるな。
牌を食われたことに抗議する合衆国の閣僚だが嘘である。
こいつら麻雀しかしてねぇ!
哭きの竜か。
このよく見なさいよ、が個人的にはツボである。
フリテンなのかよ!
*麻雀では捨てたことのある牌、また同循内で相手が捨てた牌で上がってはいけないというルールがあります。捨て牌で上がれる状態のことをフリテンと言います。
何がだよ、もっと意味のある会話しろ。
っていうか仕事しろ。
銃を突きつけ合う4人。
麻雀でこじれたからって殺すことないでしょ。
全員死亡。
もしかして麻雀の勝敗で日本の存亡を決めてたのだろうか。
それなら話は通る。
ムダヅモ無き改革か。
やはりカツ丼は3つだ。
残り1つはどこだろう?
あっ、スージーだ!
お前がカツ丼食ったのか?
まぁ、そうでしょうな。
ウインドリングが舞い戻った。
あ、トラヴィスさんだ。
会談は決裂っていうか、あいつら麻雀しかしてねぇぞ。
とにかくこれで日本へのミサイル着弾は確実になったようだ。
しかしトラヴィスは合衆国が国連を潰さないことに納得がいかないようだ。
マツケンに原因があるんじゃないかとトラヴィスは睨んでいる。
ところで八雲はどうなったんだろう。
いらないなら別にいいやってスタンスなのだろうか。
先を見据えてカエデに人格を変える。
いらっしゃる。
死ね。
あっ、デポールくんだ。
早速、残留思念になったらしい。
お前を殺したのはプロレス技とか関係ないけどな。
え? そうなの?
どの戦いを指しているのかイマイチ分からないけど………。
俺ら別に現状マツケンと敵対しているわけじゃないんで。
でもマツケンとクン・ランが仲間になったっぽいし、敵の友達は敵なのかも。
ケスくんだ。
次の敵は強敵です。
気を引き締めましょう。
エレベーターで屋上へ。
ウインドリングが咆哮る。
布がめくれ上がる。
それウインドリングがないと出来ないことか?
あとどこ向かってるの?
デポール殺したんだから帰ろうぜ。
扉の向こうには二匹のゾンビがいた。
襲い掛かって来た。
いや、別に日本が滅ぶのはKiller7のせいではないだろう。
あ、でもジャン・デポールは日本転覆を阻止するために来て、それをKiller7が台無しにしたから関係あるっちゃあるか。
あの会談内容で?
そもそも何でKiller7はここに来たのだろう。
この二人の邪悪な波動を感じ取ったのだろうか。
こいつらは脳を飛ばして攻撃するので、撃ち落とすか避けよう。
クラハシのネクタイを撃つと―――
アキバがそれを治すときに、脳をこっちに向けるのでそれを撃って倒す。
初見ではこれが分からなかった。
もう十五年以上前の思い出。
アキバが死ぬと、クラハシが定期的に嘆くので、その隙にクラハシの脳を撃つ。
殺ったどー!
橋の上にいるお二人。
国を一つ二つ滅ぼすくらい合衆国には容易いとガルシアンは言い放つ。
飛んでいく200発のミサイル。
ミルズはこの光景を見慣れちまったらしい。
日常的に合衆国が国を滅ぼしているわけではなく、本来平和目的に打ち上がる花火を見慣れているという意味であろう。
しかし今回のミサイルは国を亡ぼすのである。
悲しいと思うのは人間の証であるというガルシアン。
まぁ、ね。
笑い声は、破滅へのカウントダウンを奏でる。
雲男へ続く!
今回の死闘をまとめたマガジンはこちら↓
https://note.com/moon6921/m/m8daa2cb2aee5