瀬場拓郎とヴァシリのVALHEIM北欧神話:9
記事をまとめたマガジンはこちら→◆
前回までのあらすじ
沼を攻略するため、それぞれ準備を進める瀬場拓郎とヴァシリ。毒耐性の付く蜂蜜酒を醸造し、沼地の調査に向かう2人だったが、沼地のモンスターに苦戦する。
引き続き調査を進めるヴァシリを沼に残し、黒い森の拠点『囲炉裏』へポータルで帰還した瀬場拓郎はドラウグルの内臓からソーセージを作っていると、地面が揺れているという表示と共に2体のトロルが拠点へ攻め込んできた。
門が壊された! 頭の中に紅蓮の弓矢が流れる。
だが落ち着いて対処すれば、トロルはもう俺の敵ではない。盾でジャストガードを決めて、剣を叩き込む。
何ともいえない表情で沈むトロル。襲撃を凌いだ。
トロルの襲撃を聞いて、遅ればせながらヴァシリがやって来た。ありがたいけどトロルはもう頭と皮を残してこの世から消えた。
するとどうもヴァシリは沼地の海沿いに拠点を建てたという。よし、銅とスズを土産に船で持って行こう。
お土産用の銅を採掘する。
トロルが邪魔してきたが、こうだ! ジャストガードが決まって怯んだときに剣戟を叩き込むと、かっこいい感じになる!
金属を積み込んで―――
いざ、沼へ!
地図の赤いマークがヴァシリの現在地。ここに拠点を建てたらしい。
随分マップを探索したように見えるが、全体からすると半分どころか四分の一にも遥か届いていていない! どれだけ広いのこの世界。
まったりとした時間が流れる。
未開の海域を制覇していく。
もうそろそろかな。ヴァシリがファストトラベルしてるから、変な位置にいる。
だいたいこの辺りだけど………。
おお、あれか?
拠点の隣になんかある。
あいつダンジョンのすぐ側に拠点をおっ建てやがった!
この距離感。完全に私物化してますね。なんて大胆なことをするんだ。まぁ、ここからモンスターが飛び出して拠点を破壊するわけじゃないだろうから、別にいいけど、びっくりするなぁ。
ヴァシリの建てた拠点は現状、ただの小屋なので、ちゃんと憩えるように拡張する。
ちょっと、何か来た。レイス? やめろ、虚空へ行け。
グアー!(死んだ)
ヴァシリが言うには、レイスは沼地におけるトロルのポジションにいるらしいです。
それでもなんとかこの形に持って行った。港と寝所が一体になったタイプの拠点です。
ここら辺に鍛冶場を作ろう。
ヴァシリと憩う。こうやって火の近くで憩う行為は、休息バフを得られるため、このゲームに置いて重要なファクターである。
十分憩ったので、長老を倒して手に入れた鍵でダンジョンを開く。ちなみに鍵は何回使ってもなくならないし、沼には同様のダンジョンがいくつかある。
カチコミじゃー! 戦闘システムやこうした表示はダークソウルを意識しているのだろうか?
ダンジョンは全体的にジメジメしていて、ところどころ泥まみれのゴミの山が通路を埋めている。
ヴァシリとツルハシで掘る。するとくず鉄というアイテムを入手した。このくず鉄を溶解炉で精錬すると鉄が得られる。我々の鉄器文明は、こんなごみ溜めから始まるのだ!
RAFTといい、我々はつくづくゴミに縁があるね。
ダンジョンのルーンから、次のボスの位置が判明した。やったぞ!
しかし位置の確認はダンジョンを出てからだ。ここには敵が多すぎる。
ヴァシリと共にゴミの山を漁ってくず鉄を集められるだけ集め―――
ダンジョンから帰還。さーて、次のボス『大骨』はどこかな? この近くかな?
――――ッッッッッッ!!!!!!!!!!
信じられないぐらい遠いぞ! 画面内に今まで探索した範囲がすっぽりと収まってるじゃないか!
「うおああ、やっべー」
「遠いな」と、ヴァシリ。
とりあえずまた別なダンジョンに入り―――
採掘できるだけくず鉄を集めて船に積み込み、溶解炉のある拠点『囲炉裏』へと戻ることにする。金属はポータルで持って行けないのが、実にいいバランス感覚である。
くず鉄を船に積み込んで出航する。
「本当にリヴァイアサンとかで無いのかな」
ヴァシリは相変わらず言っているが、もしそうなら船に大砲を積み込める仕様になっていると思うし、まさかこんな序盤に出てくるような大味なゲームバランスではないだろう。
風向きも悪くないし快調だ。
目指す拠点『囲炉裏』は赤いマークの辺りです。
積み荷を確認する。クズ鉄合計111個。結構な量だ。
船に乗っている限りは、コントロールは最後に設定した通りになる。マストで体を支えてみる。おおー、いいね! 海の男だ。
目的地は右上の家のマークの場所だ。かなり遠いが、追い風もあるからすぐ着くだろう。
相変わらず船の上はまったりとするなぁ。風向きに注意する以外は何の危険もないし。
うわあああああああああああああああああああああ!
ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!
続く。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?