SATISFACTORY~満足工場~㉑
前回までのあらすじ
本部へ新資源『窒素ガス』を引き込んだ瀬場拓郎は、現実と向き合って常陸大子に石英を輸送する大工事を成功させる。
それから原子力発電所建設に必要なウランを探すのだが、一向に見つからないのでヴァシリに任せることにした。
その間に、放射線を防ぐためのヨウ素充填フィルターの量産に取り掛かるが、クイックワイヤーの材料であるカテリウムインゴットを多賀に引き込むため、ドローンポートを設置する。
しかしドローンを動かすにはバッテリーが必要だ。
バッテリーを作るには硫黄やプラスチックが必要なのだが、バッテリーを量産できるようになったところで、すっかり瀬場拓郎は当初の目的を忘れてしまうのであった。
自分であらすじを書いていてアホみてぇだなと思うが、皆さんもこのゲームをプレイすれば俺みたくなるはずだ。
とにかくこれでヨウ素充填フィルターの生産体制が整った。
色々なものを犠牲にして作られたヨウ素充填フィルターは、最終的にこのちっせぇ穴から飛び出して貯蔵されるのだ。
さて、次は何をするかな。
瀬場「何か作って欲しいものある?」
ヴァシリ「そしたら俺、いま原発作ってるから電磁制御棒を生産して欲しいな。それをドローンでこっちに送って欲しい」
ふむ。
電磁制御棒は固定子とAIリミッタ―で作る。
AIリミッタ―はクイックワイヤーと銅のシートで作られる。
いずれの材料も多賀で容易に調達できるし、ドローンのためのバッテリーも作っているから多賀で作ろう。
ドローンポートその2。
バッテリーは満タンだな。
電磁制御棒の生産は遅いが、今必要というわけでないし、本当に必要になったらヴァシリと相談して生産数を少し調整しよう。
さて、やることが無くなったな。
周囲を散策する。
あっ、なんかある。
ヴァシリが設置したのだろうか。
特に使われている様子は無い。
いったい何なのだろう。
遠くになんかある。
原発だ!
でも作動している様子は無い。
試作しただけで放置されたようだ。
ヴァシリ「放射性廃棄物の問題をここではクリア出来なかったんだお」
本部へ帰る。
マイルストーンはどうなってるんだ?
おっ、揃ってんじゃーん!
打ち上げる。
採鉱機Mk.3が解禁される。
記事だと採掘機とか採鉱機とか表記ゆれしてるけどあんまり気にしないでくれ。
俺は気にしていない。
次のマイルストーンには冷却システムが必要だ。
冷却システムとは何ぞや?
なんか作るの難しそうだな。
あとにするか。
高萩で容器入り燃料を作る。
いつまでもヴァシリに貰ってばかりもいられない。
奴はいま、原発の建設で忙しいからな。
ヴァシリ「これ一週間くらいかかるよ」
高萩の駅がなんか詰まってるな~。
まぁいいや。
それよりカテリウムが欲しい。
もっと高萩でも作れるものを増やそう。
本部の方に送ってもいい。
ここら辺だな。
採鉱機おいて駅建てよう。
線路を引いて。
よっしゃ、カテリウム鉱石が来た。
もっと探索を進めよう。
新しい工場を建ててもいいかもしれない。
もっと資源を集めて、生産能力を上げるんだ。
フィルターもライフルの弾もあり余っているからな。
探索も自由になったもんだぜ。
ボーキサイト発見!
石炭発見!
ナメクジ発見!
獣の巣だ!
北へ北へと進んで言ったら見たことのない荒野に出たぞ。
あ痛ててて!
攻撃を受けた。
こいつ、高所を取るというFPSの基本を熟知してやがる。
しかし降りてしまうところがど素人よなー!!!!
探索は続く。
そろそろきつくなってきたな。
なんでこのライフルは10発しか弾が入らねーんだ。
その後、ハードライブを2つほど回収し―――
またボーキサイトを発見し、
水の湧き出る場所を見つける。
本部へ帰還すると、ヴァシリがアイテムの整理をしていた。
いつもの光景である。
気力も十分回復したし、冷却システムを作ろう。
やってみたらそこまで難しくも無かったな………。
コンテナへ貯蔵して、と。
次はターボ・モーターか。
材料に冷却システムを使うのか。
ただでさえマイルストーンに冷却システムを使うというのに。
あとにするか。
多賀工場の裏手にある鉄鉱石の群。
純度は低いが、これだけあれば相当な規模の工場が作れるぞ。
工事開始。
こんなところか。
あとは近くにあるから、そいつを使って鉄鉱石でも作ろう。
あれ? 石灰石………。
違う! 石炭だ! 擬態型だ~!
石炭を新工場に引き込む。
こうして生産した鋼梁を―――
多賀工場に送る。
よし、そろそろターボ・モーターを作ろう。
冷却システムもいくらか出来てる頃だろう。
アルクラッド・アルミシートを引っ張る。
無線制御ユニットも引っ張って………。
ターボ・モーターの生産開始。
これでよし、と。
後は時間が解決するか。
ちょっと他の工場の様子を見に行くか。
まずは北茨城へ。
モーターの生産が過剰なので、1/分くらいまで落とそう。
窒素の供給は足りてんのか?
せっかくだから抽出機を置きまくって、ぶち込もう。
パイプを繋げる。
あっ、間違った。
上だ!
そろそろマイルストーンを達成していくか。
冷却システムよし。
溶融モジュラー・フレームよし。
あとはターボ・モーターか。
冷却システムはあるし………。
自分で作るか!(必要数500)
あっ、駄目だ面倒くさい。
一息入れるか。
直後、ゲームがフリーズする。
再起動。
ヴァシリ「フリーズか、やれやれ」
瀬場「ヴァシリ、冷静に聞いてくれるか」
ヴァシリ「なんや」
瀬場「お前も不具合で様子がおかしいし、オブジェクトが増えてきたせいか、ゲームの挙動が重いんだ。特にオートセーブのときとか」
ヴァシリ「うん」
瀬場「それで、俺………」
ヴァシリ「それで?」
瀬場「オートセーブを切ったんだ」
ヴァシリ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
瀬場「………………………」
どこまで状況が戻ったかというと、だいたい高萩で燃料を作る前辺りだ。
バキャッ!(心の折れる音)
つ、続く………。
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