SATISFACTORY~満足工場~㉔
前回までのあらすじ
小美玉工場を拡大していく瀬場拓郎であったが、工場拡大に伴い当然、消費電力も増えていく。
やがて電車を動かすと停電が起きるようになり、小美玉近くにあった原油を利用しての燃料式発電も焼け石に水の状態であった。
たまらず発電所長であるヴァシリに泣きつくと、ヴァシリは何と原子力発電所の稼働に成功していた。
一気に電力のキャパシティも上がり、満足工場は原子力時代に突入していくのである。
磁界発生装置は中々たくさん出来てるな。
今のところ、軌道エレベーターのアイテムは2つしか作っていない。
核パスタは粒子加速器がないと作れないし、組立指揮システムは熱推進ロケットの方を何とかしてから、作り始めたい。
とりあえず製造機が4つずつ欲しい。
磁界発生装置はそろそろ軌道エレベーターに投入しよう。
あとは熱推進ロケットか。
ヴァシリ「熱推進ロケットは1000個で十分だゾ」
瀬場「え?」
あっ、本当だ。
じゃあ、製造機も磁界発生装置の生産量に合わせて1個で事足りるじゃん。
製造機をチェックする。
磁界発生装置にバッテリーが来てない。
バッテリーの材料の一つである、アルミに問題があると見た。
やっぱ水が溜まっていたか。
シリカは一杯蓄積されている。
逆にアルミナ溶液が不足しているのか?
増やす(安易)。
道のりは長いな。
小美玉へ戻るか。
小美玉で冷却システム作れたら助かるか?
高萩も今のところ、鋼鉄と回路基板を輸出しているだけだ。
もっとレベルの高いアイテムを作らなければ。
やっぱヘビー・モジュラー・フレームだな。
ヘビー・モジュラー・フレームはいくつ作ってもいいのだ。
電力を見る。
原発の力がもう凄い。
どれくらいすごいのか、前回の記事では詳しく解説しなかったが、
バイオマス・バーナー ⇒ 30MW
石炭発電機 ⇒ 75MW
燃料式発電機 ⇒ 150MW
原子力発電機 ⇒ 2500MW
もうなんか桁が違うのである。
小美玉へ。
前回は駅を作るだけだったけど、今回から本格的にアルミの採掘を始める。
地下資源を発見。
なんだ水か………。
電線を引いて―――
駅へ引っ張りこむ。
小美玉の方でもボーキサイトを受け入れる準備をしなければ。
小美玉工場の階層がまた増える。
うーん、しかしどうする?
本来なら3階でアルミの加工をするはずなんだが、ヘビー・モジュラー・フレームの材料を作る組立機で埋まってしまった。
やっぱここの土地は狭いな。
やっぱり施設をどんどん高く積み上げていかねばなるまいか。
ん?
あんなところに鉱脈があるぞ。
なんの鉱脈だ。
カテリウムだ!
純度は普通。
純度普通っていうと、この世界だと結構高いぞ。
色々可能性のある土地だけれど、まずはアルミだ。
ビヨーン!
鋳造機を設置。
下からのアングル。
なんで浮いているか分かんねぇが、面白いからヨシ!
ま、こんなところでしょう。
本格的に稼働を始めるボーキサイト精製施設。
じゃんじゃかアルミを作ってくれ!
つってもシリカが不足するのは目に見えている。
この近くに石英って………あー遠い。
後でいいか!
あとは窒素ガスさえあれば溶融モジュラー・フレームくらい作れるな。
窒素どこだ。
遠いなおい。
さっきの石英と同じくらいの距離じゃないか。
行くか………。
石英はともかく、窒素は高萩近くの一地点しかまだ発見されてないからな。
おっと、危ない。
一応、回復しておくか。
草花はあるけどどこか荒涼とした雰囲気の世界を行く。
とにかく現住生物が親の仇のように襲ってくる。
ピクルじゃないんだから、そんなんじゃ絶滅するよ。
この崖の向こうに窒素がある!
我々の住む地球の大気組成は78%が窒素だから、わざわざ探さずとも空気中から単体分離すれば済む話なのだが、この星ではそうもいかぬのだろう。
もしかしたら窒素の比率が極端に低いのかもしれない。
だからプレイヤーは常にマスクをしているのだろうか。
ようやく窒素ガスのところに辿り着いたが、採掘するためのアイテムが全然足りない。
まぁ、あったとしても小美玉への輸送能力が無いから同じことなのだが。
今回は位置を把握したということで、ビーコンを指しておこう。
このゲーム、マップに直接マーキングが出来ないので、ビーコンを指さない限りは一々スキャンして場所を把握しないといけないのだ。
思いっきり塞がれている窒素ガスへの入口。
ここが本来の順路なのだろうか。
まぁ、土台で橋を作れば簡単に迂回できるんだけどね!
このゲーム、そこら辺のバランスがまだまだ大味である。
しかしどうやって小美玉まで窒素を運ぼう。
どうやっても何も電車で運ぶしかないのだが………。
この土地は高低差が激しいから、電車で運ぶとなると大きな崖がネックになる。
どうすっかな。
とりあえず頑張って線路を引いていきましょう。
とりあえず窒素用に小美玉へ新しい駅を作る。
そんで、ね。
またあそこまで行くわけですよ。
線路を引きつつ。
ま、帰りは電車乗って帰ればいいから、そういう意味では楽だ。
最初の崖まで来た。
とりあえず上側に駅を作る。
作戦としては崖の上と下に駅を作って、その間をパイプで繋いで窒素を橋渡しする感じだ。
ところでいい感じの夜景である。
こんなところで今回は締めよう。
続く!
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