SATISFACTORY～満足工場～⑮

前回までのあらすじ
電車でヴァシリの作った施設を軽く見学した瀬場拓郎は、高萩から本部までの線路を引く。
高萩から本部、多賀から本部までの線路を開通させた瀬場は、同時に軌道エレベーターのアイテムが貯まったので、打ち上げを開始する。
せっかくなので、機動エレベーター打ち上げを間近で見ようと提案したヴァシリは、天国にも届きそうな高さの梯子を建設し、瀬場拓郎に登らせて軌道エレベーター打ち上げを間近で観察させた。

現状実装されている最後のティア、7と8が解放されたはずだ。
みてみよう。

ドローンだ！

でも作るにはアルミが必要らしい。

構造的に左から順番にマイルストーンを取得していく感じなのだろうか。
ていうかそうしないと無理だ。

ちなみにティア8には核パスタという言葉の力が強いアイテムがある。

うーん、とっととボーキサイト関係の技術を取得しよう。

コンピュータは投入したから、あとはヘビー・モジュラー・フレームとモーターとゴムか。

軌道エレベーターを見る。
実装されている最後のティアを開放したが、まだなんかあるぞ。

ヴァシリ「一応、それを打ち上げるとささやかなご褒美があるらしいゾ」

瀬場「ふーん」

多賀からヘビー・モジュラー・フレームの在庫を持ってくる。

北茨城からモーターを持ってきて打ち上げた。

このゲームは絵的にパッとした場面が少ないからな。
テンポよく行こう。

というわけでアルミである。
アルミの前身であるボーキサイトを採取しなければならん。
位置をスキャンする。

少し遠いな。
高萩よりは近いけれど。

遠くに行くなら、それなりに準備をしなければ。
ライフル弾薬を量産しよう。

途中でわけのわからん岩が理不尽に道を塞いでいるかもしれん。
爆薬も持っていくぞ。

ボーキサイトの探索に出発。
ちなみにヴァシリも独自に動いている。

動物だ。

轢き殺せ！

接触してポーン、と跳ね飛ばされていくアルマジロ。

やがて崖に出る。

滝だ。

映える～。

毒ガス地帯だ。
ここからは徒歩で行く。

鉄鋼脈を発見した。
あとで使うかもしれん。
ビーコンでポイントしておこう。

敵が多いな。

ライフルの弾がなくなりました。

ボーキサイトはこの上か？

階段を作る。

ひえ～。

隣に何かあるが、いまはそれどころではない。

ここにも残骸が。

隣には3匹くらい化け物がいる。

弾薬も少ないんだ。
やってられん。

ボーキサイトを発見する。

うお！

突進アルマジロ×２だ！

ヴァシリ「それアルマジロじゃなくて豚らしいね」

豚！　アルマジロにしか見えないんだけど。

外国では猪も豚って言うらしいし、もしかすると猪なのかもしれん。

最後の一匹を射殺する。

なんかバグって高速振動している感じになった。

あとは採掘だが、どうしようか………。
ボーキサイトの精製を調べてくるのを忘れた。
とりあえずビーコンを設置する。

さきほど見つけた低純度鉄鉱石の鉱脈まで戻る。
しばらくここを拠点にして活動しよう。

ボーキサイトの精製もそうだけど、採掘機を置いてコンベアも引かなきゃならないし。

チェーンソーで森を切り開く。

鉱脈はひとまず自動採掘機に任せよう。

というわけでこの日の作業を終える。

後日である。

ヴァシリ「残念なお知らせがあります」

瀬場「なんや」

ヴァシリ「このゲーム、マルチプレイのシステムがまだ不完全らしい」

瀬場「早期アクセスだからな。そういう部分もあるだろう」

ヴァシリ「どうも時間が経つにつれて、ゲスト側が止まっていくらしい」

瀬場「止まっていく………!?」

ヴァシリ「この前、電車の車輪が動かないって言ったよな？　あれみたく、コンベアとか、機械とか、ゲスト側からはどんどん止まって行って、最終的にはキャラクターも停止して動かなくなるらしい」

な、なんだってー！？

ゲームに思わぬ制限時間が発生した。

瀬場「じゃあ、お前が止まったら………」

ヴァシリ「あとは瀬場のシングルプレイだな」

マジかよ。

速く終わらせなきゃ。

とりあえず毒ガスを発生させてる植物を攻撃してみる。

チェーンソーでも切れない。
やっぱだめか。

ジェットパックではなくガスマスクを装備したままということを忘れて、谷底へ飛び込んで死亡する。

死んでる場合ではないのだが。

でもどうしよう。
終わらせると言っても、何をもって終わりと判断するのか。

ティア7、8を取得した時点か、それとも軌道エレベーターか。

まぁ、今はまだヴァシリの症状（？）も軽い。
もう少し後で考えてもいいだろう。

現状の問題はボーキサイトである。
読者の皆様にはここでボーキサイトがいかにアルミのインゴットになるかを解説しよう。

ボーキサイトは水と混合機でアルミナ溶液とシリカになる。

アルミナ溶液は石炭と混ぜ合わせてアルミのスクラップと水に別れ―――

最終的にシリカとアルミのスクラップを鋳造してアルミのインゴットになる。

全体的にはこんな感じだ。

どう？　複雑でしょう？

そう言え………。

とりあえずここに工場を建てよう。
工場を建てながら今後の作戦を考える。

まず上記の説明図にある通り、ボーキサイトをアルミのインゴットにするには石炭がいるのだが、スキャンしても周りに石炭がない。

つまりいくら工場を建ててもここでアルミは作れないのである。

となれば方法は2つ考えられる。

石炭をどっかから運んでくるか、ボーキサイトを石炭のあることろに運ぶかだ。

最終的にすべての物資を本部へ集約することを考えると、ここへ石炭を運び込むよりも多賀へ運んでアルミのインゴットを作った方がいいだろう。

丁度、石炭発電所も燃料式発電機の大頭でオワコンになったから、そいつの石炭を貰おう。

というわけで次回もまた、鉄道建設である。

続く。

今回の冒険をまとめたマガジンはこちら↓

https://note.com/moon6921/m/m5834041e6b31

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